卓球・インターハイとは?2021年度結果も紹介 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:谷垣佑真(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

卓球プレーヤー向け 卓球・インターハイとは?2021年度結果も紹介

2022.03.01

文:ラリーズ編集部

今回は、全国高等学校卓球選手権大会(以下、インターハイ)について解説します。インターハイについての基礎知識に加え、2021年度のインターハイの結果についても紹介します。

>>卓球界の次世代ホープ・戸上隼輔 リオ銀吉村育てた名将と歩んだ高校生王者への道<前編>

インターハイとは

インターハイとは、毎年夏に開催される高校生の全国大会です。個人の部(シングルス、ダブルス)と学校対抗の部(団体戦)があり、全国各地の強豪校の選手達による非常にハイレベルな試合が繰り広げられます。

過去には男子の吉田海偉と岸川聖也に加え、女子の石川佳純がインターハイ3連覇を果たしています。また、水谷隼がダブルスで3連覇を達成するなど、日本代表として世界で活躍する選手の多くがインターハイでも優秀な成績を残しており、日本の卓球選手にとって登竜門ともいえる重要な大会となっております。

2021年のインターハイの結果

個人の部 男子


写真:谷垣佑真(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

2021年のインターハイ男子シングルスでは、谷垣佑真(愛工大名電)が吉山僚一(愛工大名電)との同士討ちを制し、優勝を飾りました。ダブルスでは篠塚大登と谷垣佑真の愛工大名電ペアが優勝。谷垣は、シングルス・ダブルス・団体の3冠を達成しました。

男子シングルスランキング

1位 谷垣佑真(愛知・愛工大名電)
2位 吉山僚一(愛知・愛工大名電)
3位 篠塚大登(愛知・愛工大名電)
4位 高橋航太郎(東京・実践学園)
5位 飯村悠太(山口・野田学園)
6位 鈴木颯(愛知・愛工大名電)
7位 岡野俊介(愛知・愛工大名電)
8位 萩原啓至(愛知・愛工大名電)
9位 原大翼(京都・東山)
10位 星優真(京都・東山)
11位 三浦裕大(石川・遊学館)
12位 濱田一輝(愛知・愛工大名電)
13位 伊藤礼博(東京・安田学園)
14位 新名亮太(高知・明徳義塾)
15位 前出陸杜(三重・高田)
16位 斉藤秀太(高知・明徳義塾)

男子ダブルスランキング

1位 篠塚大登/谷垣佑真(愛知・愛工大名電)
2位 濱田一輝/吉山僚一(愛知・愛工大名電)
3位 岡野俊介/鈴木颯(愛知・愛工大名電)
4位 星優真/佐藤匠海(京都・東山)
5位 道廣晴貴/浅見勇志(福岡・希望ヶ丘)
6位 原大翼/人見航希(京都・東山)
7位 原田哲多/杉浦大和(島根・出雲北陵)
8位 前川祐輝/林一瑳(岐阜・富田)

個人の部 女子


写真:横井咲桜(四天王寺)/撮影:ラリーズ編集部

2021年インターハイ女子シングルスでは、横井咲桜(四天王寺)が優勝しました。女子シングルスは横井咲桜、大藤沙月、菅澤柚花里の四天王寺組がメダルを独占しました。一方、女子ダブルスでは横井咲桜/大藤沙月ペアが優勝しました。

横井咲桜はシングルス・ダブルス・団体の3冠を達成しました。

女子シングルス ランキング

1位 横井咲桜(大阪・四天王寺)
2位 大藤沙月(大阪・四天王寺)
3位 菅澤柚花里(大阪・四天王寺)
4位 枝廣愛(岡山・就実)
5位 赤江夏星(大阪・リベルテ)
6位 青井さくら(高知・明徳義塾)
7位 白山亜美(高知・明徳義塾)
8位 立川朋佳(広島・進徳女子)
9位 面田采巳(大阪・四天王寺)
10位 買手日菜(北海道・札幌大谷)
11位 甲斐萌夏(愛知・愛み大瑞穂)
12位 直江杏(島根・明誠)
13位 𠮷井亜紀(岡山・就実)
14位 伊藤百華(福岡・希望ヶ丘)
15位 大村風葉(京都・龍谷大平安)
16位 山下菜々美(静岡・浜松修学舎)

女子ダブルス ランキング

1位 横井咲桜/大藤沙月(大阪・四天王寺)
2位 菅澤柚花里/中森帆南(大阪・四天王寺)
3位 𠮷井亜紀/枝廣愛(岡山・就実)
4位 山崎唯愛/直江杏(島根・明誠)
5位 野村光/小林りんご(愛知・桜丘)
6位 永野萌衣/吉岡桜子(埼玉・正智深谷)
7位 青井さくら/白山亜美(高知・明徳義塾)
8位 浅田真奈/金本理央(山口・岩国商業)

学校対抗の部

インターハイ学校対抗男子の部では、愛工大名電が決勝で野田学園に勝利して優勝しました。これで、愛工大名電はインターハイ学校対抗の部で5大会連続19回目の優勝となりました。

女子の部では、王者・四天王寺が圧倒的な強さを見せ、8連覇を達成しました。

男子学校対抗の部ランキング

1位 愛工大名電(愛知)
2位 野田学園(山口)
3位 静岡学園(静岡)
3位 明徳義塾(高知)
ベスト8 東山(京都)
ベスト8 遊学館(石川)
ベスト8 希望が丘(福岡)
ベスト8 明豊(大分)
殊勲賞 篠塚大登(愛知・愛工大名電)
敢闘賞 徳田幹太(山口・野田学園)

女子学校対抗の部ランキング

1位 四天王寺(大阪)
2位 明徳義塾(高知)
3位 就実(岡山)
3位 香ケ丘リベルテ(大阪)
ベスト8 明誠(島根)
ベスト8 愛み大瑞穂(愛知)
ベスト8 遊学館(石川)
ベスト8 桜丘(愛知)
殊勲賞 横井咲桜(大阪・四天王寺)
敢闘賞 青井さくら(高知・明徳義塾)

まとめ

今回は卓球のインターハイについて解説しました。インターハイでは、今後の日本の卓球界を背負う有望な選手たちが熱い戦いを繰り広げます。来年のインターハイでどのような試合が見られるか今から楽しみです。

関連記事:インターハイ歴代優勝者

>>インターハイ歴代優勝一覧 男子編

>>インターハイ歴代優勝一覧 女子編

【動画】インターハイ出場校の潜入動画

東山高校

上宮高校

育英高校

湘南工科大附高


>>“幻のインターハイ”優勝候補 全日本ジュニア女王擁した大成女子高校卓球部