文:ラリーズ編集部
史上初の中止が決まったインターハイなど各カテゴリの全国大会が開催取り止めとなっている。そんな中、京都府高体連卓球専門部が、3年生の参加も含めた京都府高等学校卓球選手権大会(夏期大会)を8月に開催し、試合の模様をLabolive(ラボライブ)がインターネット中継で生配信することが決まった。
24台のカメラで高校総体代替大会を生中継へ
8月13日に団体戦(島津アリーナ京都)、18日、19日(福知山三段池公園体育館)に個人戦が行われる予定の京都府高等学校卓球選手権大会(夏期大会)。従来なら引退している時期の高校3年生の参加が認められており、各自治体レベルで行われる高校総体の代替大会という位置づけになる。新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、試合は無観客で開催される。
ラボライブは18日、19日の個人戦2日間を24台のカメラで中継する予定だ。卓球の試合をネット生中継で配信する会社であるラボライブは、これまでも関東学生リーグや全日本卓球選手権などを中継し、「生で卓球の試合が見たい」という卓球ファンの願いに応えてきた。今後も各都道府県で実施される高校総体代替大会の生配信を検討していくという。
世界卓球ダブルス銀メダルの大島祐哉(木下グループ)を輩出した東山高校を筆頭に、龍谷大平安、華頂女子といった全国有数の強豪校がひしめく京都の高校卓球界。インターハイの中止で行き場を失った高校3年生たちの熱い思いがぶつかり合う試合を、インターネットを通して観戦することが可能となった。
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