五十嵐史弥の使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:五十嵐史弥(早稲田大学)/撮影:槌谷昭人

卓球選手紹介 五十嵐史弥の使用用具・大会成績・プロフィール

2022.03.04

今回は、関東学生選手権王者で日本人初のイタリアリーグにも参戦ている五十嵐史弥(早稲田大)を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れていきます。

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五十嵐史弥とは?


写真:五十嵐史弥(早稲田大学)/撮影:槌谷昭人

2019年度の関東学生選手権を制覇した五十嵐史弥は、木造勇人(愛知工業大)や髙見真己(愛知工業大)らと同世代で活躍している学生プレーヤーの1人です。国際大会でもジュニアの部で優勝経験のある日本屈指のドライブマンです。

トッププレーヤーでは珍しく木材合板のラケットを使用し、威力のあるボールを放つ五十嵐史弥のプロフィールについて詳しく見ていきましょう。

プロフィール


写真:五十嵐史弥/撮影:槌谷昭人

五十嵐史弥は、1999年9月9日生まれの22歳(2022年3月時点)です。山形県出身で、母親の知り合いのコーチのもと、長井ジュニアスポーツ少年団で卓球を始めました。

小学6年生で出場した全日本ホープスでベスト8に入ると、名門の青森山田中学へ進学。その後山形の中学に編入し、高校は石川県の強豪校である遊学館高校に進学しました。


写真:五十嵐史弥(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部

高校生で力をつけると、高校総体では同級生の出雲卓斗(明治大)と組んだダブルスで3位、団体も準優勝とチームに貢献。卒業後はかねてから志望していた早稲田大学へ進学し、全日学選抜でベスト4に輝くと翌2019年には関東学生選手権で優勝を飾りました。

2021年にはT.T彩たまに加入が決まり、Tリーグへ、また日本人選手として初のイタリアリーグにも参戦しています。

五十嵐史弥はTwitter、Instagramを更新しています。こちらにも注目です。

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プレースタイル

五十嵐史弥は右シェーク裏裏の攻撃型で、182cmの長身から放たれる両ハンドの強烈な攻撃が特徴です。

手の長さを活かしながら緩急のあるバックハンド攻撃が持ち味の1つで、レシーブもチキータを多用してきます。無理に攻めすぎずにつなぎ、チャンスの時はすかさず威力の高いボールを放つのが五十嵐の卓球です。

サービス自体はシンプルなものが多いですが回転量が多く、相手のレシーブミスを誘うこともしばしばあります。

使用用具

五十嵐史弥はヤサカの契約選手で、ラケットは『馬林エキストラスペシャル』、ラバーはフォア面に『ラクザZエクストラハード』、バック面に『ラクザZ』を使用しています。

トップ選手の多くが特殊素材入りのラケットを使用するのに対して、五十嵐は7枚合板の『馬林エキストラスペシャル』を使用しています。人気ラケットシリーズということもあり、その性能も高いです。

ラバーは元々『ラクザX』を使用していましたが、回転量とパワーを求めて『ラクザZ』に変更、フォア面はさらに硬い『ラクザZエクストラハード』に変更しています。

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世界ランキング

五十嵐史弥の世界ランキングは2022年第9週時点で485位です。2017年には200位台まで上昇していましたが、2018年からは600位台に落ち着き、2020年からは400位台で安定しています。

自身最高ランクは2017年8月の284位です。

日本国内や国際大会での成績

2017年 全日本選手権ジュニアの部 男子シングルスベスト8
タイジュニア&カデットオープン U18男子シングルス優勝
高校総体 男子ダブルス第3位、男子団体準優勝
2018年 全日本学生卓球選抜大会 男子シングルスベスト4
2019年 関東学生卓球選手権 男子シングルス優勝
ユニバーシアード競技大会 男子ダブルス第3位、男子団体第3位

まとめ

国際大会でも優勝経験を持ち、学生プレーヤーとしてトップクラスの実力を発揮してきた努力の天才が、日本国内そして世界で活躍する選手となるか。今後の彼の活躍に注目です。

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