文:ラリーズ編集部
今回は、シンガポールのアイザック・クエクを紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本情報から、国際大会の成績などに触れていきます。
このページの目次
アイザック・クエクとは?
アイザック・クエクは、国際大会の舞台で世界トップの選手に打ち勝つなど、17歳にて世界のトップに仲間入りしている新進気鋭の若手選手です。
アイザック・クエクのプロフィール
アイザック・クエク(Izaac QUEK)は2006年生まれの17歳(2023年10月時点)で、シンガポール出身です。小学校のクラブ活動がきっかけで7歳で卓球を始め、2022年頃からシンガポールのナショナルチームに所属しています。学生の年齢ではありますが、2023年の一年間は卓球に専念すると宣言しています。
ユースコンテンダーなどのユースの世界大会ではU19カテゴリーを16歳で優勝するなど、圧倒的な強さを見せています。また、2023年のシンガポールスマッシュでは、2019年世界選手権準優勝の実績を持つ、スウェーデンのファルク選手に勝利するなど、世界トップのレベルで戦うことができる選手です。
アイザック・クエクのプレースタイル
アイザック・クエクは戦型は右シェーク裏裏の攻撃型で、安定した両ハンドとサーブが持ち味です。
レシーブではチキータを多用し、そのチキータはコースも回転を自由に操っているように見受けられます。チキータで点を取る試合も多く、シンガポールスマッシュのファルク戦ではチキータが最後まで効いていました。チキータ後の両ハンドもとてもうまく、パワーはまだあまり無いものの、非常に安定したラリーで得点を重ねています。
サーブは立ち位置を自由に変えて出すシーンも見られます。自身のフォアサイドからサーブを出してから回り込みドライブを決めるなど、サーブ時にはリスクを負った思い切りのあるプレーが見られます。
試合を見ていると、格上と当たっている時であっても、得点が離されている時であっても、最後まで全力でプレーしています。非常に参考になるプレーが多い選手です。
アイザック・クエクの使用用具
アイザック・クエクの使用用具は現在調査中です。
アイザック・クエクの世界ランキング
アイザック・クエクの世界ランキングは61位(2023年10月時点)で、最高ランキングは60位(2023年8月)です。
アイザック・クエクの主な成績
2022年 | WTTユースコンテンダービラレアル | U19男子シングルス:準優勝 |
2023年 | WTTシンガポールスマッシュ | U19男子シングルス:ベスト16 |
WTTユースコンテンダーアンタルヤ | U19男子シングルス:優勝、U17男子シングルス:優勝 | |
WTTフィーダーアンタルヤ | 男子ダブルス:優勝 |
まとめ
まだ17歳の若さで世界トップレベルの足を踏み入れているアイザック・クエク。今後の彼の活躍に注目です。