文:ラリーズ編集部
今回は、ニコラス・ラムについて紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても詳しく紹介します。
このページの目次
ニコラス・ラムとは
ニコラス・ラムはオセアニア選手権で4冠を達成するなど活躍を見せている、オーストラリアの卓球選手です。
ニコラス・ラムのプロフィール
ニコラス・ラム(LUM Nicholas)は2005年5月29日生まれの19歳(2024年7月時点)で、オーストラリアのビクトリア州出身です。
地元の卓球クラブでプレーする父親の影響で、7歳で卓球を始めました。程なくして力をつけていったラムは、国際大会にも出場するようになり、2014年から2022年の間には実に200以上の大会に出場しました。そして、2022年の1月には16歳ながらユース世界ランキングでトップ10入りを果たしました。
2022年にはオセアニア選手権で全4種目で優勝すると、ユースの世界ランキングで1位になり、オーストラリア選手として史上初となる快挙を達成。それまで200番台だった世界ランキングも一気に40番台まで上がりました。
そして、2024年夏に開催されるパリ五輪で男子団体、男子シングルス、混合ダブルスの3種目に初出場します。
ニコラス・ラムのSNS
ニコラス・ラムのプレースタイル
ニコラス・ラムは左シェーク裏裏の攻撃型です。
ニコラス・ラムの使用用具
ニコラス・ラムはNittakuの契約選手で、ラケットはの『キョウヒョウ龍5』、ラバーは『キョウヒョウネオ3』と『ファスタークG-1』を使用しています。
ニコラス・ラムの世界ランキング
ニコラス・ラムの世界ランキングは37位(2024年7月時点)で、最高ランキングは31位(2023年10月)です。2022年9月に253位から42位に急上昇して以降30~40位台をキープしています。
ニコラス・ラムの主な戦績
2021年 | WTTユースコンテンダーリニャーノ | U17男子シングルス:優勝 |
WTTユースコンテンダーセネツ | U17男子シングルス:優勝 | |
WTTユースコンテンダーソンバトヘイ | U17男子シングルス:準優勝 | |
2022年 | WTTユースコンテンダーリンツ | U17男子シングルス:準優勝 |
オセアニアユース選手権 | U19男子シングルス:準優勝 | |
オセアニア選手権 | 男子シングルス:金メダル、男子ダブルス:金メダル、混合ダブルス:金メダル、男子団体:金メダル | |
オセアニアカップ | 男子シングルス:優勝 | |
WTTユーススターコンテンダードーハ | U19男子ダブルス:優勝 | |
2023年 | WTTユーススターコンテンダーヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア | U19男子ダブルス:優勝 |
オセアニアカップ | 男子シングルス:優勝 |
まとめ
オーストラリアの歴史を塗り替え、パリ五輪にも出場するなど勢いに乗るニコラス・ラム。彼の今後の活躍から目を離せません。