坂井雄飛の使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:坂井雄飛(愛知工業大)/提供:ITTFWorld

卓球選手紹介 坂井雄飛の使用用具・大会成績・プロフィール

2025.05.08

文:ラリーズ編集部

今回は、日本の坂井雄飛(愛知工業大)について紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても詳しく紹介します。

坂井雄飛とは

坂井雄飛は、日本国内や国際大会でも今後活躍が見込まれる期待の若手選手の1人です。全日本ジュニアでは2年連続でベスト4以上に入り、学生の中でもトップクラスの実力をつけてきています。

坂井雄飛のプロフィール

坂井雄飛(さかいゆうひ)は2006年9月19日生まれの18歳(2025年5月時点)で、沖縄県与那原町出身です。

小学4年生までは与那原TTスポーツ少年団に所属し、全日本選手権バンビの部やカブの部にも出場しています。卓球と野球の両方をやっていましたが、5年生に上がるタイミングで卓球に専念することを決断。岡山に引っ越し、T.Cマルカワで腕を磨きました。小学6年時には全日本選手権ホープスの部で準優勝、全国ホープス・全日本クラブ選手権・全国ホープス選抜では団体優勝と好成績を残しました。

中学は愛知県の強豪・愛工大名電中に進学し、全日本選手権カデットの部男子13歳以下シングルスで優勝。中学3年時には全中団体で優勝し、シングルスでも準優勝と全国の大会でも上位の成績を残しました。高校はそのまま愛工大名電高に入り、1年時からレギュラーとして活躍。高校3年間でインターハイの団体では3連覇、ダブルスでは優勝、シングルスでは最高ベスト4、全日本選手権ジュニアの部ではベスト4に入るなどトップレベルの成績を残してきました。また、国際大会にも参加するようになり、2024年のWTTユースコンテンダーベルリンU19男子シングルスで優勝を飾るなど、ユースカテゴリーの大会で何度も上位に入りました。

現在は愛知工業大学に在学中です。国内の大会にはまだ参加していませんが、WTTフィーダーハビージョフ2025混合ダブルスで決勝進出を果たしており、今後もシニアカテゴリーでの活躍が期待されます。

また、Tリーグの静岡ジェードにも2023-2024シーズンから2シーズン所属しており、2025-2026シーズンからは地元沖縄の琉球アスティーダに加入しています。

坂井雄飛のプレースタイル

坂井雄飛は左シェーク裏裏の攻撃型です。緩急を織り交ぜたリターンで相手のミスを誘い、甘く返ってきたボールをパワーと精度を兼ね備えたドライブで決めるのが持ち味のプレースタイルです。

坂井雄飛の使用用具

坂井雄飛はラケットはバタフライの『ビスカリア』、ラバーはバタフライの『ディグニクス05』を使用しているそうです。

坂井雄飛の世界ランキング

坂井雄飛の世界ランキングは156位(2025年4月時点)で、最高ランキングは153位(2025年4月)です。

坂井雄飛の国内大会での成績

2018年 全日本選手権(ホープスの部) 男子シングルス:準優勝
全国ホープス卓球大会 男子団体:優勝
全日本クラブ卓球選手権(小中学生の部) 男子団体:優勝
2019年 全国ホープス選抜大会 男子団体:優勝
全日本選手権(カデットの部) 男子13歳以下シングルス:準優勝
2021年 全中選抜 男子団体:優勝
全中 男子シングルス:準優勝、男子団体:優勝
2022年 全日本選手権(ジュニアの部) 男子シングルス:ベスト8
インターハイ 男子シングルス:ベスト8、男子団体:優勝
2023年 全日本選手権(ジュニアの部) 男子シングルス:3位
全国高校選抜 男子団体:準優勝
インターハイ 男子シングルス:3位、男子団体:優勝
2024年 全日本選手権(ジュニアの部) 男子シングルス:3位
全国高校選抜 男子団体:ベスト4
インターハイ 男子シングルス:ベスト8、男子ダブルス:優勝(ペア:面田知己)、男子団体:優勝

坂井雄飛の国際大会での主な成績

2022年 アジアジュニア・カデット選手権 U19男子ダブルス:優勝(ペア:飯村悠太)、U19男子団体:準優勝
2023年 アジアユース選手権 U19混合ダブルス:3位(ペア:小塩遥菜)、U19男子団体:3位
2024年 アジアユース選手権 U19男子シングルス:準優勝、U19男子団体:3位
世界ユース選手権 U19男子シングルス:銅メダル、U19混合ダブルス:銅メダル(ペア:髙森愛央)、U19男子団体:銅メダル
2025年 WTTフィーダーハビージョフ 混合ダブルス:準優勝(ペア:面田采巳)

まとめ

国内外のユースカテゴリーの大会で結果を残し、シニアの大会でも活躍が期待される坂井雄飛。今後も彼の活躍に注目です。