文:ラリーズ編集部
今回は、全日本ジュニア優勝、全日学選抜でも2度の優勝を誇る笹尾明日香を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れていきます。
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このページの目次
笹尾明日香とは?
写真:笹尾明日香/撮影:槌谷昭人
笹尾明日香はホープス時代から日本国内でも屈指の実力を誇っていました。横浜隼人時代には全日本ジュニア女王に輝いたり、国際大会でも上位に進出したりしていました。早稲田大学在学中には全日学選抜女子シングルスで2度の優勝を経験しました。
笹尾明日香のプロフィール
写真:笹尾明日香/撮影:ラリーズ編集部
笹尾明日香(ささおあすか)は1999年12月15日生まれの24歳(2024年4月時点)で、神奈川県横浜市出身です。5歳から卓球を始め、小学生時代には日産ジュニアクラブ、横浜ジュニアクラブに所属してその才覚を露わにしました。東アジアホープスの日本代表にも選出されています。
中学は地元の強豪である横浜隼人中に進学、2012年の関東中学校卓球大会では女子シングルスで3位、団体で優勝と好成績を収めました。全日本カデットでもベスト8に入っています。中学卒業後も横浜隼人高校で実力に磨きをかけていました。2017年には全日本ジュニアで優勝を飾りました。
国際大会でもジュニアの部やU21の部でベスト4に入るほどの技術を身に着けていました。高校を卒業すると、早稲田大学に自己推薦で進学しました。2018年にはインカレで優勝すると全日学選抜でもシングルスで優勝を収めています。
2019年にはTリーグ・トップおとめピンポンズ名古屋に加入し、Tリーグ参戦しました。2021年には日本生命レッドエルフに所属し活躍していた一方で、全日学では女子複と女子団体で優勝を収め、全日学選抜では2度目のシングルス優勝を飾りました。
大学卒業後は日本生命に入社し、Tリーグにも日本生命レッドエルフでプレーを続けています。
学生時代から国内大会を中心に活躍をしていた笹尾ですが、社会人一年目となった2022年には国際大会でも結果を残し始めます。
写真:2022年WTTフィーダーウェストチェスター女子ダブルスを制した笹尾明日香(写真左)と森さくら/提供:WTT
6月に開催されたWTTフィーダーフリーモントで女子シングルスと女子ダブルスで優勝を飾ると、続くWTTフィーダーウェストチェスターでも、女子シングルスベスト4、女子ダブルス優勝の好成績を収めます。
写真:2022年WTTコンテンダーリマ女子ダブルスを制した笹尾明日香(写真右)と森さくら/提供:WTT
さらに、WTTコンテンダーリマでは女子ダブルス優勝、チュニスでは女子ダブルスベスト4と、WTTフィーダーシリーズよりも格上のコンテンダーシリーズでも結果を残し、世界ランキングも2桁台にまで上昇させました。
笹尾明日香のSNS
X(旧Twitter)
昨日は応援ありがとうございました🥰🙇♀️
熱い試合をありがとうございます😭🙇♀️
ファイナル❤️🔥❤️🔥❤️🔥プレゼントやお手紙もありがとうございます🥰💐💝#Tリーグ#日本生命レッドエルフ#卓球#ペッパーミル・パフォーマンス #ペッパーミル https://t.co/B9IuEZl3A3 pic.twitter.com/4ajbwFCs4f
— 笹尾明日香Asuka SASAO🏓 (@AsukaSasao_TT) March 23, 2023
笹尾明日香のプレースタイル
笹尾明日香は右シェーク裏表の前陣速攻型で、球質の差を利用して得点を重ねていくのが特徴です。
基本は前陣に張り付きながらフォアハンドでコースを突き、バックハンドの表ソフトではプッシュやドライブを駆使して様々な球質のボールを相手コートに送ります。
笹尾明日香の使用用具
笹尾明日香は、ラケットはニッタクの『キョウヒョウ龍5』、ラバーはフォア面にバタフライの『テナジー05』、バック面にヤサカの『ラクザPO』を使用しているそうです。
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笹尾明日香の世界ランキング
笹尾明日香の世界ランキングは80位(2024年4月時点)で、最高ランキングは62位(2023年5月)です。
笹尾明日香の国内大会での成績
2013年 | 全中選抜 | 女子団体:優勝 |
全中 | 女子シングルス:ベスト16、女子団体:ベスト8 | |
2014年 | 全中 | 女子シングルス:ベスト8、女子団体:準優勝 |
2016年 | インターハイ | 女子シングルス:ベスト8、女子学校対抗:ベスト8 |
2017年 | 全日本選手権 | ジュニア女子シングルス:優勝 |
インターハイ | 女子ダブルス:準優勝(ペア:杉本恵)、女子学校対抗:ベスト8 | |
2018年 | インカレ | 女子団体:優勝 |
全日学選抜 | 女子シングルス:優勝 | |
2021年 | インカレ | 女子団体:優勝 |
全日学 | 女子ダブルス:優勝(ペア:岩越帆香) | |
全日学選抜 | 女子シングルス:優勝 | |
2024年 | 全日本選手権 | 女子ダブルス:ベスト8(ペア:麻生麗名) |
笹尾明日香の国際大会での成績
2017年 | 韓国オープン | U21女子シングルス:ベスト8 |
ブルガリアオープン | 女子シングルス:ベスト8、U21女子シングルス:ベスト8 | |
チェコオープン | U21女子シングルス:ベスト4 | |
ジュニアサーキットタイオープン | ジュニア女子シングルス:ベスト4 | |
アジアジュニア&カデット選手権 | ジュニア女子シングルス:ベスト8、ジュニア女子ダブルス:ベスト8 | |
クロアチアオープン | U21女子シングルス:ベスト8 | |
2019年 | ユニバーシアード競技大会 | 女子ダブルス:銅メダル(ペア:安藤みなみ)、女子団体:銀メダル |
2022年 | WTTフィーダーフリーモント | 女子シングルス:優勝、女子ダブルス:優勝(ペア:森さくら) |
WTTフィーダーウェストチェスター | 女子シングルス:ベスト4、女子ダブルス:優勝(ペア:森さくら) | |
WTTコンテンダーリマ | 女子ダブルス:優勝(ペア:森さくら) | |
WTTコンテンダーチュニス | 女子ダブルス:ベスト4(ペア:森さくら) | |
2023年 | WTTフィーダーバンコク | 女子シングルス:準優勝 |
WTTフィーダービエッラ | 女子ダブルス:優勝(ペア:竹谷美涼) |
まとめ
学生時代に数々のタイトルで優勝を獲得してきたトッププレーヤーが、社会人になってからも全日本やTリーグ、国際大会で活躍できるのか。今後の彼女の活躍に注目です。
笹尾明日香以外の日本選手のプロフィールはこちら
男子選手
宇田幸矢/水谷隼/丹羽孝希/及川瑞基/吉田雅己/木造勇人/森薗政崇/吉村和弘/吉村真晴/戸上隼輔/大島祐哉/上田仁/神巧也/松平健太/村松雄斗/松島輝空/英田理志/曽根翔/篠塚大登/吉山僚一/鈴木颯/田中佑汰/横谷晟/松下大星/龍崎東寅/松山祐季/田添健汰/平野友樹/有延大夢/高見真己/岸川聖也/田添響/町飛鳥/三部航平/谷垣佑真/濵田一輝/宮川昌大/柏竹琉/大矢英俊/郡山北斗/藤村友也/野田颯太/渡部民人/吉山和希/張本智和
女子選手
木原美悠/伊藤美誠/石川佳純/平野美宇/早田ひな/長﨑美柚/佐藤瞳/加藤美優/小塩遥菜/安藤みなみ/張本美和/芝田沙季/橋本帆乃香/平侑里香/森さくら/成本綾海/松平志穂/浜本由惟/鈴木李茄/森薗美咲/前田美優/打浪優/塩見真希/大藤沙月/野村萌/森薗美月/皆川優香/相馬夢乃/四元奈生美/木村香純/山本笙子/梅村優香/赤江夏星/出澤杏佳/石垣優香/麻生麗名/永尾尭子/井林茉里奈/横井咲桜/白山亜美/大川真実/面田采巳/杉田陽南/谷岡あゆか/三村優果/枝廣瞳/鶴岡菜月/岡田琴菜/面手凛/小塩悠菜