実業団のサンリツに所属し、松平賢二・健太を兄に持つ松平志穂を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的情報から、国内外の大会での実績についてもふれます。
Tリーグでもプレーした経験を持つ25歳、そんな松平志穂のプロフィールを見ていきましょう。
このページの目次
松平志穂とは?
松平志穂は、Tリーグファーストシーズンからセカンドシーズンまで日本ペイントマレッツに所属した選手です。2020年からは日本卓球リーグの実業団・サンリツに所属し、プレーしています。
プロフィール
松平志穂は、1995年6月28日生まれの25歳(2021年5月時点)で石川県出身です。兄弟には長男の敏文と次男の賢二と三男の健太がおり、卓球一家に生まれました。
写真:松平志穂(サンリツ)/撮影:ラリーズ編集部
中学校は四天王寺羽曳ヶ丘中学、高校は四天王寺高校と、中学・高校と強豪の名門校で腕を磨きました。
2012年の全日本選手権のジュニア女子シングルスで優勝。そして2014年には全日本選手権の一般の部でベスト8入りしています。一方、国際大会では、2013年の世界選手権でシングルスベスト32。2017年から1年間ドイツのブンデスリーガに参戦し、シーズンで個人2位の成績を残すなど力をつけています。
Tリーグでは日本ペイントマレッツで2年間プレーしましたが、現在は、日本卓球リーグ実業団連盟に所属するサンリツに移り、プレーを続けています。
写真:松平志穂(サンリツ)/撮影:ラリーズ編集部
2021年2月には結婚を発表、2021年3月の東京優勝大会では女子シングルスで優勝するなど、公私ともに順調であることが伺えます。
『ご報告』
私事ですが、先日入籍しました💍
これからも選手は続けていきますので
より一層頑張ります!!!
変わらぬご声援をこれからも宜しくお願いします! pic.twitter.com/bwmzIvmLHX— 松平 志穂 (matsudaira shiho) (@shiiiichan0628) February 28, 2021
松平志穂のTwitter
プレースタイル
松平志穂の戦型は、右シェーク裏裏ドライブ型です。特徴は変幻自在のしゃがみこみサーブです。
しゃがみこみサーブといえば、兄の健太も得意で有名ですが、兄に負けないほどサーブを武器としています。変化の激しいサーブから速攻で3球目を決めることもあれば、回転量の多いバックドライブを軸としてラリーに持ち込み得点するパターンを得意としています。
使用用具
卓球専門メーカーのアンドロと契約を結んでおり、バック面には、アンドロのラザンターR53を使用しています。
2019年10月下旬に新登場したラザンターR53は、硬い硬度のラバーですが、食い込みが良いのが特徴です。エナジー・セル構造(高い弾力性を実現した気泡構造)を従来のラザンターに使用しているスポンジに搭載することで、優れた回転・グリップ性能を有する“球を持つ系のラバー”になっています。
>>ラザンターシリーズ試打レビュー スピン・スピード最高峰のラザンターR53新登場
世界ランキング
2018年の8月時点では417位でしたが、2019年に数多くの国際大会に出場し、結果を残しました。そのため、2021年5月現在世界ランキングは148位まで上昇しています。
国内大会での主な戦績
2013年
全日本卓球選手権大会:ジュニア女子シングルス優勝
2014年
全日本社会人卓球選手権大会:女子シングルス8位
2017年
全日本社会人卓球選手権大会:女子シングルス7位
2018年
全日本社会人卓球選手権大会:女子シングルスベスト8
2021年
東京優勝大会:女子シングルス優勝
まとめ
実業団に活躍の場を移したものの、まだまだ成長が著しい松平。最後まであきらめることない粘りのプレーに目が離せません。