皆川優香の使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:皆川優香/撮影:ハヤシマコ

卓球選手紹介 皆川優香の使用用具・大会成績・プロフィール

2020.04.23

卓球Tリーグ女子・日本生命レッドエルフに所属し、世界ランキング過去最高173位(2017年6月)の皆川優香を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的情報から国際大会での戦績についても触れます。

幼少期より国内大会で優勝し、同世代の中のトップ選手として活躍してきた皆川優香。彼女のプロフィールを見ていきましょう。

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皆川優香とは?

皆川優香は2014年全日本選手権カデットの部(13歳以下)女子シングルスにて準決勝で出雲美空、決勝で長﨑美柚を破って優勝した実績を持っている選手です。国際大会でも2017年ITTFジュニアサーキット・ポーランド大会女子シングルスで見事優勝するなど日本女子卓球界を大いに賑わせる存在でもあります。

現在はTリーグにも参戦し、日本生命レッドエルフに所属しています。

プロフィール

2001年5月2日生まれの19歳(2020年6月時点)です。大阪府出身です。

1994年の全日本大学総合卓球選手権大会男子ダブルスで優勝経験のある父・皆川顕一氏の影響で幼少期から卓球に親しんできました。その父が経営している関西卓球アカデミーにてコーチを受けながら卓球を練習してきました。

初めて日の目を浴びたのは2014年全日本選手権カデット(13歳以下)の部。当時前評判の高かった出雲美空をベスト4で、長﨑美柚を決勝で倒すという大金星を挙げて優勝を飾り、下馬評を覆す活躍により世間の注目を集めました。


写真:皆川優香/撮影:ハヤシマコ

皆川優香は卓球日本女子代表としてリオ五輪卓球女子団体で銅メダル(福原愛、石川佳純伊藤美誠)を獲得した伊藤美誠(スターツ)と同じ昇陽中学校に進学。2016年に全国中学校選抜大会団体優勝を果たします。

高校は神須学園高校に進学。2017年のITTFジュニアサーキット・ポーランド大会にて女子シングルス優勝を果たすという国際大会での華々しい実績を残しました。

高校までに素晴らしい実績を残してきたため、日本生命レッドエルフにの一員としてTリーグにも参戦することになりました。2020年4月には、父・顕一氏が監督を務める大阪成蹊大学に進学しました。大学では姉・愛華とともにプレーすることになります。

プレースタイル

皆川優香の戦型は、右シェーク裏裏のドライブ型です。恵まれた体格を活かした前中陣でのパワフルな両ハンドドライブで攻め崩すのを得意としています。スピードと威力が凄まじく、他を圧倒するプレーも然る事ながらバランス良い攻撃力をあわせ持つ、ユーティリティプレイヤーでもあります。

サーブは巻き込みサーブや投げ上げサーブ、バックサーブなど多彩なサーブを駆使して強力な3球目攻撃につなげます。レシーブでは、ツッツキやストップなどの安全なレシーブでつなぎ、得意のラリーで得点する場面が多くみられます。

使用用具

皆川優香の使用用具は、ラケットに関しては情報がないため現在調査中です。ラバーはフォア面、バック面ともにバタフライの「テナジー64」を使用しているようです。

世界ランキング

皆川優香の世界ランキングは過去最高で173位(2017年6月)となっています。同世代に伊藤美誠、早田ひな平野美宇、加藤美優らのトップ選手がいるため、代表に選ばれることが少なく世界ランキング上位に食い込めていません。しかし、今後国際大会への出場が増えれば世界ランキングでも上位に入ることもできるでしょう。

国内大会での主な戦績

2011年 全日本卓球選手権 カブシングルス優勝
2014年 全日本卓球選手権 カデットシングルス優勝
2015年 全国中学校卓球大会 団体3位
東京選手権 カデットシングルス優勝
2016年 第55回大阪国際招待卓球選手権 ジュニアシングルス優勝
全国中学校選抜大会 団体優勝
東京選手権 カデットシングルス優勝

国際大会での主な戦績

2017年 ITTFジュニアサーキット・ポーランド大会 ジュニアシングルス優勝
ITTFジュニアサーキット・スペイン大会 ジュニアシングルスベスト4

まとめ

同世代に伊藤美誠、平野美宇、早田ひな、加藤美優と日本卓球女子代表として世界の最前線で戦うライバルがいる中で今後の成長次第ではそこに食い込む可能性を持つ皆川優香。恵まれた体格を活かしたプレーは日本女子卓球界に新たな旋風をもたらすでしょう。

皆川優香の長所であるパワープレイを更に向上させつつ、課題である俊敏性や細かいプレー、メンタルコントロールを如何に克服するかがカギとなるでしょう。計り知れない伸び代を持つ皆川優香の活躍に期待しましょう。

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