これまで名作ラケットを次々と世に送り出してきたSTIGA（スティガ）は、裏ソフトラバーでも「DNA PRO」シリーズを展開しました。そして、その「DNA PRO」シリーズを上級者向けに改良したのが、「DNA PLATINUM（プラチナ）」シリーズです。
今回はその「DNA PLATINUM」シリーズの中でも『DNA PLATINUM S』にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのか詳しく見ていきましょう。
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「DNA PLATINUM」シリーズとは？
「DNA PLATINUM」シリーズは、2021年5月にSTIGA（スティガ）から発売されたスピン系テンションラバーです。STIGA（スティガ）はドイツ製テンションラバーとして「DNA PRO」シリーズを発売してきましたが、今回の「DNA PLATINUM」シリーズは「DNA PRO」シリーズの性能を上級者向けに引き上げました。
「DNA PLATINUM」シリーズ最大の特徴は、「PSCテクノロジー」という最新技術です。トップシートの粒を低めに設計して薄くし、その分スポンジを極限まで厚くすることで弧線を描く強烈なボールを放つことができるようになりました。
「DNA PLATINUM」シリーズは、スポンジ硬度の柔らかい順に、『DNA PLATINUM S』、『DNA PLATINUM M』、『DNA PLATINUM H』、『DNA PLATINUM XH』の4種類が展開されています。厚さは『DNA PLATINUM XH』がMAX（2.3mm）のみ、他のシリーズも2.1mmとMAX（2.3mm）の2種のみとなっています。
STIGA社基準では、『DNA PLATINUM M』はコントロールが「78」、スピードが「156」、スピンが「140」、硬度が「42.5」となっています。
『DNA PLATINUM S』の特徴
ここからは『DNA PLATINUM S』の特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴①：操作性の良さ
『DNA PLATINUM S』の特徴1つ目は、操作性の良さです。
『DNA PLATINUM S』は柔らかい42.5度のスポンジを採用しており、回転のかけやすさや技術の操作性が高まっています。ボールの食い込みが良くなっているので、特に下回転を簡単に持ち上げたりブロック時に球威を吸収したりするのに適しています。
特徴②：グリップ力がある
『DNA PLATINUM S』の特徴2つ目は、グリップ力があるということです。
『DNAプラチナS』は、搭載されている薄いトップシートのおかげで高いグリップ力があります。チキータやバックドライブなどの回転をかける技術でも滑ることなく、楽に持ち上がります。
特徴③：オールラウンドな性能
『DNA PLATINUM S』の特徴3つ目は、オールラウンドな性能があることです。
『DNA PLATINUM S』は、ドライブだけでなくミート打ちや台上でのコントロールもしやすいです。あらゆる技術をオールラウンドにこなすことができ、幅広いプレースタイルに対応します。
『DNA PLATINUM S』に向いているプレイヤー
ここからは『DNA PLATINUM S』に向いているプレイヤーを詳しく見ていきましょう。
プレイヤー①：回転系の技術を重視する選手
『DNA PLATINUM S』に向いているプレイヤーの1人目は、回転系の技術を重視する選手です。
『DNA PLATINUM S』は回転のかけやすさに優れており、サービスやツッツキ、回転をかける技術が得意なプレイヤーに向いています。また、回転をかける感覚を覚えてスピン系の技術を高めたい選手におすすめです。
プレイヤー②：バック面での使用を考えている選手
『DNA PLATINUM S』に向いているプレイヤーの2人目は、バック面での使用を考えている選手です。
『DNA PLATINUM S』はバックハンド向きの柔らかいラバーを求めている選手に適しています。柔らかいスポンジと球持ちの良さが、バック面での操作性を向上させます。
プレイヤー③：オールラウンダー
『DNA PLATINUM S』に向いているプレイヤーの3人目は、オールラウンダーです。
『DNA PLATINUM S』はあらゆる技術をこなすオールラウンドなプレイヤーに向いています。ブロック、ツッツキ、カット、ドライブなど、さまざまなプレースタイルに適応できるラバーです。
まとめ：『DNA PLATINUM S』で勝てる卓球を実現しよう
『DNA PLATINUM S』は操作性を重視し、感覚の良さとボールコントロールを向上させるラバーです。是非一度試してみると良いでしょう。
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