卓球用具紹介 【卓球】DUAL izcの性能を徹底レビュー DarkerとRallysがコラボした新感覚ラケット
2024.02.18
今回は老舗卓球メーカーのダーカーとRallysがコラボして開発した新ラケット『DUAL izc』について紹介します。『DUAL izc』には、どのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのかを詳しく見ていきましょう。
このページの目次
『DUAL izc』とは?
『DUAL izc』は卓球メーカーのDarkerとRallysがコラボして制作したラケットです。Rallysがデザイン監修し、Darkerがラケット制作を手がけました。
『DUAL izc』のブレードの大きさや使用されている素材はDarkerの『リベルタシナジー』(インナー)、『リベルタシナジー+』(アウター)で一緒ですが、特殊素材の「イザナスカーボン」がインナーとアウターに半面ずつ搭載されています。
『DUAL izc』の構成は5枚合板+太陽面 イザナスカーボン(アウター)+月面 イザナスカーボン(インナー)となっており、グリップはFL(フレア)、ST(ストレート)、中ペンの3種類があります。ラケットサイズは157mm×150mmで、ラケット厚は6.0mm、グリップはFLが長さ100mm×厚さ25mm、STが長さ100mm×厚さ23mmとなっており、平均重量は85g(シェーク)となっています。
『DUAL izc』の特徴
ここからは『DUAL izc』の特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴①:握りやすいグリップ
『DUAL izc』の特徴1つ目は、握りやすいグリップです。
『DUAL izc』のグリップは細くて丸みがあり握りやすい形状となっています。そのため、手の小さい小中学生やレディースの方などでも違和感なくプレーすることができます。また、ラケットを深く握っても浅く握ってもしっくりくるようなグリップになっています。
特徴②:球持ちの良さ
『DUAL izc』の特徴2つ目は、球持ちの良さです。
『DUAL izc』には、吸収性に優れたダーカーオリジナルの特殊素材「イザナス」が組み込まれています。この「イザナス」の吸収性があることで打球時の球持ちが良く、インナーの面はもちろんアウターの面でも回転をかけられるラケットとなっています。
特徴③:インナーとアウターの二面性
『DUAL izc』の特徴3つ目は、インナーとアウターの二面性をもつラケットであるということです。
『DUAL izc』は、特殊素材のイザナスにカーボンを編み込んだ「イザナスカーボン」を片方をインナーに配置することで、ボールにしっかり回転を技術がやりやすくなっています。もう片方の面ではイザナスカーボンをアウターに配置することで、よりダイレクトにイザナスカーボンの力をボールに伝えることが可能になっています。
『DUAL izc』に向いているプレイヤー
ここからは『DUAL izc』に向いているプレイヤーを詳しく見ていきましょう。
プレイヤー①:フォアを飛ばしたいがバックは飛ばしたくない選手
『DUAL izc』に向いているプレイヤーの1人目は、フォアを飛ばしたいがバックは飛ばしたくない選手です。
このような選手は『DUAL izc』のアウターの面をフォア、インナーの面をバックにすることによって、「フォアで威力のあるボールを打つことができバックで回転をかけて安定して入れる」というプレーをすることが可能になります。
現在アウターのラケットを使っていてバックがどうしてもボールが飛びすぎてしまうという選手にもオススメです。
プレイヤー②:バックに威力を求めてフォアを安定させたい選手
『DUAL izc』に向いているプレイヤーの2人目は、バックに威力を求めてフォアを安定させたい選手です。
このような選手は『DUAL izc』のインナーの面をフォア、アウターの面をバックにすることによって、フォアでは弧線を安定して描くことができバックでは相手の打球に押し負けない力強いボールを打つことが可能になります。
プレイヤー③:異質プレイヤー
『DUAL izc』に向いているプレイヤーの3人目は、異質プレイヤーです。
『DUAL izc』はインナーとアウターの両方の面があります。そのため、「インナーをバック面に使用して異質ラバーで相手のボールを抑えながらも、アウターのフォア面で攻撃して得点する」といった両ハンドで異なるプレーをする異質プレイヤーにもオススメのラケットとなっています。
まとめ:『DUAL izc』で勝てる卓球を実現しよう
『DUAL izc』は「フォアは飛ばしたいがバックは収まってほしい」など両ハンドでのプレーの違いを実現するために生まれたラケットです。是非一度試してみると良いでしょう。