フォルティウスFTは"つかむ"感覚を追求した攻撃力と繊細さを両立したラケットだ | 卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」
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2018.12.01

フォルティウスFTは“つかむ”感覚を追求した攻撃力と繊細さを両立したラケットだ

写真:フォルティウスFT

MIZUNO社のラケット「フォルティウスFT」は、7枚合板モデルで、攻撃型プレーヤーために開発された、攻撃と繊細さが追求された卓球ラケットです。果たして、「フォルティウスFT」にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

フォルティウスFTとは?

フォルティウスFTとは、MIZUNO社により開発された卓球ラケットです。7枚合板モデルであり、スピーディで威力のある攻撃ができると同時に、繊細さが追求されており、攻守ともに優れている「前・中陣攻撃タイプ」のラケットとなっています。

スペックはMIZUNO社基準で、スピードはミッドファースト、打球感はハードと硬め、ブレードサイズはFL(フレア)、ST(ストレート)共に158×150mm、ブレード厚はFL、ST共に6.4mm、グリップは、FL100×25mm、ST100×23mm、重量は92gとなっています。

本体価格7,600円(税抜)と比較的安価でありながら、2017年世界選手権デュッセルドルフ大会男子ダブルス銀メダリストの大島裕哉選手が使用していた(2019年現在は後継モデルver.Dを使用)事もあり大ヒットしました。

フォルティウスFTの開発経緯

フォルティウスFTの開発経緯を見ていきましょう。以下ミズノHPより抜粋です。

●テーマは“つかむ”

元日本代表である藤沼亜衣選手監修の、“つかむ”ことが追求されたモデルです。7枚合板といえば、「よく弾む」、「重いボールが打てる」などのハードなイメージがありましたが、それに加えて、まるで素手でつかむかのようなコントロール性を向上させ、「FINE TOUCH(ファイン タッチ)」の頭文字をとってフォルティウスFTと名づけられた経緯があります。

“素手でつかむかのような”という意味は、「飛ばしたいときに飛ぶ、止めたいときに止まる」「自分の思った強さのボールを打つことができる」「自分の手との一体感があり、自分の意思がしっかりとボールに伝わる」というようなラケットの感覚があることです。結果的に、この理想的なボールを“つかむ”ラケットが完成しました。

フォルティウスFTの特徴

前述してきた通りフォルティウスFTはつかむことが追求されたモデルですが、それは“トップ選手が使用している高反発な7枚合板や特殊素材ラケットと比べて”です。木材合板ラケットのカテゴリーの中ではかなり高反発な部類になります。

表ソフトを使用していた藤沼亜衣選手が監修した事が直接の要因となっているかは不明ですが、弾きが良く初速が早いという特徴があります。
木材ラケット特有のボールのつかみを出しながら、硬く高反発なラケットになっています。重量が92gとかなり重い事も大きな特徴でしょう。

フォルティウスFTに向いているプレーヤー

以上のような特徴を持つ卓球ラケット、フォルティウスFTはどんなプレーヤーが向いているのでしょうか。確認してみましょう。

●台上で繊細な技を繰り出したいプレーヤー
このラケットの特徴は7枚合板の「よく弾む」、「重いボールが打てる」という特徴に加え、繊細さが追求されていることです。ドライブの威力を上げたい選手はもちろん、パワーを出しつつも台上では繊細な技が出したいというプレーヤーに向いています。

●筋力・パワーがあるプレーヤー
使用者のレビューでは、「重量が重い」という声が非常に多くあります。両面に特厚のラバーを貼ると非常に重くなり、使いこなす為には一定の筋力・パワーは必要とされるようです。

フォルティウスFTに合うラバー

硬く高反発な事から、合わせるラバーはある程度コントロールを重視した方が全体のバランスは良いでしょう。同社のGFTシリーズはフォルティウスFTと組み合わせる事を想定して開発された為、ラケットの弾きとラバーのつかみが非常にマッチします。

フォルティウスのシリーズ展開

フォルティウスFTはフォルティウスシリーズの一つで、他にフォルティウスFT5、フォルティウスFT Light、フォルティウスFT ver.Dの3つがあります。

フォルティウスFT5は5枚合板となっており、5枚合板ならではの“しなる”感覚と操作性の良さがミックスされたモデルです。ブレード厚が6.6mmとやや厚めに作られており、5枚合板カテゴリーの中でも高い弾みのラケットとなっています。

フォルティウスFT Lightは、フォルティウスFTを軽量化したモデルです。軽量化した分弾みが弱くなり、扱い易さ・レスポンス向上が実現されているモデルです。メーカーカタログには「FTのスピード感はそのままに」と記載されていますが、弾みは明らかに抑えられており、7枚合板のままコントロール性能を重視したいプレーヤーに向いています。

フォルティウスFT ver.Dは、新素材「DUAL WEB」が搭載されたモデルです。7枚合板に加え、特殊素材(デュアルウェブ)2枚が最も“飛び”に影響する最上層と2層目の間に搭載されています。これにより強打時の弾みがパワーアップしています。

まとめ

フォルティウスFTは7枚合板でただ弾むだけでなく、“つかむ”感覚が追求された卓球ラケットです。現在はフォルティウスシリーズとして合計4種のラケットがリリースされており、各プレーヤーにあったラケットを選ぶ事が可能です。今後もミズノブランドの代表ラケットとして更なるシリーズ展開に期待です。

他のミズノ商品の特徴はこちら

文・ラリーズ編集部

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