卓球用具紹介 [PR] 【卓球】暁炎の性能を徹底レビュー 新素材「KVC3」が搭載されたニッタク渾身のラケット
2023.05.29
今回は、2023年に発売されたラケットである『暁炎』の性能や特徴を徹底レビューし、どのような選手に適しているのかを見ていきます。
このページの目次
『暁炎』とは?
『暁炎』は、2023年4月にニッタクから発売されたラケットです。ニッタクの新素材「KVC3(高モジュラスのケブラーⓇ の繊維数を調整し、カーボンと交織した素材)」がアウターに使用されており、同時期に発売された『蒼天』とともに、「彩シリーズ」のラケットとして発売されています。
「彩シリーズ」とは、「掴み」と「飛距離」という相反する特性を両立させ、「先手を取るための台上技術」「相手を圧倒する攻撃力」といった勝利に欠かせない要素を、日本の業を凝縮することで実現したシリーズとされています。
ラケット自体も硬めとなっており、『蒼天』よりも飛距離を出したい選手向きの一本となっています。
>>【卓球】蒼天の性能を徹底レビュー 新素材「KVC3」が搭載されたニッタク渾身のラケット
『暁炎』の特徴
では続いて『暁炎』の特徴を見ていきましょう。
特徴①:球持ちの良さ
『暁炎』の特徴1つ目は、球持ちの良さです。
『暁炎』は弾みが強いアウター素材を使用しながらも、球持ちが良いのが特徴です。そのため、アウターラケットにありがちな「回転をかけきる前にボールが飛んで行ってしまう」という現象もなく、中~後陣での引き合いでも、しっかりと回転のかかったボールを打つことができます。
特徴②:アウターに相応しい破壊力
『暁炎』の特徴2つ目は、アウターに相応しい破壊力です。
『暁炎』は、アウターラケットに相応しい破壊力が持ち味です。スピードドライブやカウンターでは、非常にパワフルなボールが打てるので、相手をノータッチで打ち抜いたり、相手のブロックを弾き飛ばすことも可能です。
特徴③:台上技術の安定感
『暁炎』の特徴3つ目は、台上技術の安定感です。
弾みやすさが特徴の『暁炎』ですが、こと台上技術においてはオーバーミスはほとんどないと言っても過言ではありません。もちろん、インナーや木材のラケットよりはストップが浮いてしまうことはありますが、ボールが台からオーバーすることは少ないため、フリックやチキータなどの台上での攻撃技術も自信を持ってプレーできます。
『暁炎』の重量/ブレード/グリップ
『暁炎』の平均重量は88gとなっており、ラケットの中では重い部類と言えます。
ブレード種類はシェークのみで、グリップは「FL(フレア)」「ST(ストレート)」の2種類となっています。
>>卓球のラケットは主に2種類!「ペン」と「シェーク」はどう違う?
『暁炎』に向いているプレーヤー
ではどのような選手に『暁炎』が適しているのかを見ていきましょう。
プレイヤー①:台から下がってプレーする選手
『暁炎』が向いているプレーヤー1人目は、台から下がってプレーする選手です。
球持ちの良さと弾みを両立した『暁炎』は、前陣でブロックやカウンターを主体に戦う選手よりも、台から下がってロビングを打ったり、中~後陣でのドライブの引き合いを得意とする選手にピッタリです。
プレイヤー②:今以上のパワーボールを打ちたい選手
『暁炎』が向いているプレーヤー2人目は、今以上のパワーボールを打ちたい選手です。
アウター素材を使用し、弾みを高めた『暁炎』は、ドライブやスマッシュなどの強打の威力は抜群です。そのため、「今のラケットでは、自分の満足のいく強いボールが打てない」と悩んでいる方には、『暁炎』がピッタリです。
プレイヤー③:基礎技術が固まっている上級者
『暁炎』が向いているプレーヤー3人目は、基礎技術が固まっている上級者です。
「台上技術のやりやすさ」と「弾み」を両立した『暁炎』ですが、基礎が固まっていない初~中級者にとっては扱いが難しく感じる場合もあります。ですが、ドライブやカウンター、ツッツキ、ストップといった基礎技術がしっかりと固まっていて、なおかつボールに飛距離を出したい上級者であれば、『暁炎』の性能を十二分に引き出すことができるでしょう。
まとめ:『暁炎』で勝てる卓球を実現しよう
今回は『暁炎』を徹底レビューしました。みなさんもぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。