文：ラリーズ編集部
卓球日本代表としても活躍する早田ひな監修の「Hina Hayata」シリーズ。今回は2025年7月に発売開始された『Hina Hayata T2』の特徴や性能、どのような選手に適しているのかを詳しく見ていきましょう。
このページの目次
『Hina Hayata T2』とは？
『Hina Hayata T2』は、卓球用品の総合メーカー「Nittaku（ニッタク）」が2025年7月から販売している中国製シェーク攻撃型用ラケットです。
「Hina Hayata」シリーズはNittaku契約選手の早田ひな（日本生命）とNittakuの開発チームが共同で開発を進めて作られたラケットです。本人も使用する『Hina Hayata H2』は上級者モデルとして知られていますが、今回新たに登場したのは、「さらなる成長を目指す中級者層」に向けて設計されたシリーズ。アウターに極薄カーボンを採用した『Hina Hayata T2』と、木材7枚合板仕様の『Hina Hayata E2』の2種類がラインアップされました。
『Hina Hayata T2』の構成は木材5枚＋2枚（アウタータイプ・極薄カーボン）となっており、ラケットサイズは157×150ｍｍで、ラケット厚は6.0mm、グリップはFL（フレア）が100×24.5mm、ST（ストレート）が100×22㎜となっており、平均重量は85gとなっています。Nittakuの独自基準によるとスピードは「ミッド」、打球感は「ミドル」となっています。
『Hina Hayata T2』の特徴
ここからは『Hina Hayata T2』の特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴①：極薄アウターカーボンによる球持ちの良さ
『Hina Hayata T2』の特徴1つ目は、極薄アウターカーボンによる球持ちの良さです。
一般的なアウターカーボンは弾みが強めで球離れが早い傾向にありますが、『Hina Hayata T2』はアウターに極薄カーボンを搭載することで球持ちをしっかり確保しています。ボールがわずかに食い込む感覚があるため、ドライブや回転をかけやすいのが特徴です。
特徴②：軽量設計による優れた操作性
『Hina Hayata T2』の特徴2つ目は、軽量設計による優れた操作性です。
『Hina Hayata T2』は重量が85gと軽めに設定されているため、素早い切り替えやラリー中の操作がしやすいです。特に台上技術やブロックなど、細かなコントロールを必要とする場面で安定感を発揮します。
特徴③：バランスの取れた万能性能
『Hina Hayata T2』の特徴3つ目は、バランスの取れた万能性能です。
『Hina Hayata T2』は弾み・回転・安定性のバランスが良く、「なんでもできる」タイプのラケットと評されています。強打から安定プレーまで幅広く対応できるため、試合での安心感を得やすいモデルです。
『Hina Hayata T2』に向いているプレイヤー
ここからは『Hina Hayata T2』に向いているプレイヤーを詳しく見ていきましょう。
プレイヤー①：中級者でさらなるレベルアップを目指す選手
『Hina Hayata T2』に向いているプレイヤーの1人目は、中級者でさらなるレベルアップを目指す選手です。
『Hina Hayata T2』は基礎が固まってきた中級者に最適です。ほどよい弾みと安定性を兼ね備えているため、次のステージに進む橋渡し的な一本になります。
プレイヤー②：ドライブを積極的に使う選手
『Hina Hayata T2』に向いているプレイヤーの2人目は、ドライブを積極的に使う選手です。
『Hina Hayata T2』は球持ちが良くドライブがかけやすいため、回転を重視した攻撃型の選手に向いています。自分の回転量をしっかりコントロールでき、ラリーで主導権を握りやすいです。
プレイヤー③：操作性と安定感を求めるオールラウンド型の選手
『Hina Hayata T2』に向いているプレイヤーの3人目は、操作性と安定感を求めるオールラウンド型の選手です。
『Hina Hayata T2』は軽量かつバランスが取れているので、攻守どちらも柔軟に対応したいプレイヤーにおすすめです。安定感があるため試合中のリスクを減らし、自分のプレーを落ち着いて展開できます。
まとめ：『Hina Hayata T2』で勝てる卓球を実現しよう
『Hina Hayata T2』は中級者のステップアップに最適なアウターカーボンラケットです。是非一度試してみると良いでしょう。
『Hina Hayata T2』の購入はこちら
『Hina Hayata T2』以外のオススメラケットはこちら
