大人気ラバー「ラザンター」シリーズを筆頭に着々と日本でも人気が高まっているドイツの卓球メーカー・andro（アンドロ）。
今回はそんな「ラザンター」シリーズの中でも『ラザンターC45』にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのか、詳しく見ていきましょう。
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『ラザンターC45』とは？
『ラザンターC45』は、2023年9月にandro（アンドロ）から発売されたドイツ製のスピン系テンションラバーです。
プラスチックボール移行時に生じた「プレー全般において回転量が減ってしまう」「エネルギーロスが大きく、スピードとパワーが減少してしまう」などの様々な問題を解決するために開発された「ラザンター」シリーズ。従来の人気シリーズであった「ラザント」シリーズの全品廃盤と新シリーズのリリースは、当時のユーザーに大きなインパクトを与えました。
2017年に『ラザンターR47』を筆頭に展開している「ラザンター」シリーズでは、スピード系の「V」とパワー系の「R」の2種類を設けて、様々な層のプレーヤーに刺さるラバーを売り出してきました。2019年には新技術「エナジーセル」を搭載した『ラザンターR53』、『ラザンターR48』、『ラザンターR45』を発売し、より扱いやすい「ラザンター」として注目を集めました。
andro（アンドロ）が次に目指したのはカウンターの強いラバーです。そして生み出されたのが、カウンターの「C」を取った『ラザンターC48』です。同時期に『ラザンターC53』も発売されています。その「C」シリーズの中でもスポンジの硬度を軟らかくし、より扱いやすくしたラバーが『ラザンターC45』です。
『ラザンターC45』という名前の通り、andro社基準では硬度が「45」となっています。
それでは、『ラザンターC45』の特徴について詳しくレビューしていきましょう。
『ラザンターC45』の特徴
ここからは『ラザンターC45』の特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴①：「C」が示すカウンター性能
『ラザンターC45』の特徴1つ目は、「C」が示すカウンター性能です。
「ラザンター」シリーズには、回転やパワー型の「R」と、スピードタイプの「V」、そしてカウンタータイプの「C」の3種類があります。「C」を冠した「ラザンター」シリーズはトップスピンを抑制し、ボールとの接触時間を長くするために、新開発の粒形状にダンパーを搭載しています。この「カウンタースピンダンパー」によって相手のトップスピンを抑えつつも威力のあるカウンターを安定して打つことができます。
特徴②：「エナジーセル」による安定と球威の共存
『ラザンターC45』の特徴2つ目は、「エナジーセル」による安定と球威の共存です。
『ラザンターR53』発売以降、「ラザンター」シリーズのスポンジに搭載されてきた新技術「エナジーセル」を『ラザンターC45』にも搭載しました。硬度よりも柔らかく感じる打球感ながら、打った時にはすさまじい球威のボールを放つことが可能となっています。
特徴③：コントロールしやすい硬度
『ラザンターC45』の特徴3つ目は、コントロールしやすい硬度です。
『ラザンターC45』は45度と「C」シリーズの中では柔らかめの硬度のラバーです。「ラザンター」シリーズは総じて表記の硬度よりも柔らかく感じることが多く、『ラザンターC45』も打球時には45度よりも柔らかく感じます。
『ラザンターC45』に向いているプレイヤー
ここからは『ラザンターC45』に向いているプレイヤーを詳しく見ていきましょう。
プレイヤー①：バック面のラバーに悩んでいる選手
『ラザンターC45』に向いているプレイヤーの1人目は、バック面のラバーに悩んでいる選手です。
『ラザンターC45』は攻守のバランスや回転量を重視する選手に向いています。柔らかめのラバーで安定感があるので、バックで使用することをオススメです。
プレイヤー②：ラリーでの勝負を好む選手
『ラザンターC45』に向いているプレイヤーの2人目は、ラリーでの勝負を好む選手です。
『ラザンターC45』はボールが上がりやすいラバーであるため、前中陣で上回転のラリーを好む選手には適しています。サービスも収まりやすいため、3球目攻撃から粘る戦型には力を発揮します。
プレイヤー③：カウンターを得意とする選手
『ラザンターC45』に向いているプレイヤーの3人目は、カウンターを得意とする選手です。
『ラザンターC45』はカウンタースピン特化型のラバーであるので、相手に打たせてカウンターで得点を重ねたい選手には抜群の相性を誇ります。ボールとの接触時間が長く、相手の回転を上書きできるのが魅力です。
まとめ：『ラザンターC45』で勝てる卓球を実現しよう
『ラザンターC45』はカウンターに特化した性能に安定感をプラスしたバランス型ラバーです。是非一度試してみると良いでしょう。
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