卓球用具紹介 [PR] 【卓球】VO>101の性能を徹底レビュー VICTASの表ソフトが持つ圧倒的変化とは
2023.05.11
VICTAS社のラバー「VO>101」は、VOシリーズの中でも、ナックルの出しやすさを特徴とした表ソフトラバーです。 このラバーはスマッシュを得意とし、台上でも先手を取るプレイヤーが上手く使いこなせると言われています。「VO>101」にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
このページの目次
『VO>101』とは
VO>101とはVICTAS社が販売するドイツ製の「ハイエナジーテンション表ソフトラバー」に分類されるラバーです。
表ソフトでもテンションスポンジを使用していることから、他の表ソフトと異なり、高い反発力、摩擦力を実現したラバーになります。
VICTAS社基準では、スポンジ厚さが1.6、1.8、2.0、MAXが用意されており、弧線の高さ5.0、スピード7.0、コントロール6.5、変化9.0、硬度が37.5±3となっています。
同じVOシリーズでは、VO>101、VO>102、VO>103が発売されており、VO>101は変化、VO>102は回転量、VO>103は総合力を特徴としています。
VO>101は、シリーズの中でも、最も変化が大きく、またコントロールに優れていることが一番の特徴といえます。
さらに弾性に富んだトップシートと特殊スポンジにより、従来の表ソフトをしのぐスピードを兼ね備えた表ソフトの万能ラバーと言えます。
『VO>101』の特徴
ナックルとコントロールを特徴として持つVO>101ですが、その内容を詳しく見ていきましょう。
圧倒的な変化量
VO>101は、表ソフトでも粒が縦に配列される縦目になっており、横に配列される横目に比べて、変化が出やすくなっています。
ただ粒形状は、円柱+台形となっており、ナックル系の円柱型と回転系の台形型の中間となっています。
またメーカー基準値では、変化が9.0になっており、VICTAS社から発売されているVOシリーズ、スペクトルシリーズ、スピンピップスシリーズなどの表ソフトの中で、最も高い変化量が示されています。
このようにナックルの出し易いラバーということがわかります。
スマッシュのしやすさ
VO>101は他のシリーズに比べて、スマッシュがしやすいと言われています。
その理由として粒配置が縦目であること、硬度が37.5±3°と柔らかいことが挙げられます。
特にレビューではバック面に貼ることが多く、スマッシュを得意とする選手が使用することが多くなっています。
ナックル性のスマッシュは相手が取りづらく、大きな強みとして試合を優位に進めることができるでしょう。
レシーブ、ブロックのしやすさ
VO>101は、回転の影響を受けにくいラバーになっています。そのため台上技術やレシーブがかなりしやすくなっています。ストップは短く止まりやすく、変化もつきやすいことから先手を取りやすいといえるでしょう。
また回転の影響受けにくく、柔らかいラバーであることから、ブロックなどの技術もやりやすくなっています。
そのため、ブロックに余裕ができ、変化をつけたり、回転を抑えやすくなっています。一般的には、ナックルの出しやすい表ソフトラバーはコントロールが難しいですが、その弱点を改善したラバーと言えるでしょう。
『VO>101』に向いているプレイヤー
スマッシュを多用するプレイヤー
VO>101はスマッシュのやりやすいラバーであることから、バックハンドでスマッシュなどの弾く技術が得意なプレイヤーに向いているといえます。
フォアハンドではドライブを、バックハンドでは変化のあるスマッシュを中心にプレーすることで、緩急のある戦術をとることができます。
表ソフトで変化とスピードを両立したいプレイヤー
VO>101の一番の特徴は変化、ナックルであるとお伝えしています。しかし他の変化系表ソフトと異なり、スピードも両立させている万能ラバーになっています。
変化系でスピードが足りない、スピード系で変化が足りないと感じるプレイヤーは、その両方の願いを叶えてくれるラバーになっていると考えられます。
まとめ:『VO>101』で勝てる卓球を実現しよう
VO>101はナックルの出しやすい変化を特徴とし、加えてコントロール、スピードを両立させたラバーです。バック面に貼ることでレシーブから試合を有利に進め、スマッシュなどで得点していきたい方は一度試してみると良いでしょう。
またVO>101には、表ソフトと相性の良い7枚合板をおすすめします。