写真:2019年世界選手権女子ダブルスの部で銀メダルを獲得した早田ひな(左)と伊藤美誠(右)/提供:ittfworld
卓球プレーヤー向け 世界卓球選手権大会 歴代チャンピオン・女子結果一覧
2019.09.19
文:ラリーズ編集部
卓球界には多くのプロリーグやプロツアーが開催されている。その中でも最もレベルの高い大会の一つに世界選手権がある。今回は、世界選手権大会(女子)の1990年以降の歴代優勝をまとめた。
団体の部
女子団体は現在、中国が4連覇中と圧倒的な強さを見せている。1990年代以降で見れば、14回中12回中国が優勝、次いでコリア(朝鮮民主主義人民共和国と韓国の合同チーム)とシンガポールが1回ずつ優勝している。
日本女子は直近の3大会では決勝に進出しており、中国に次ぐ2番手の位置を確立しつつある。
長い間日本女子を支えてきた福原愛が引退後、平野美宇、伊藤美誠といった若手が着実に成長しており、若手選手の育成がしっかりと行われていることが伺える。
団体の部・歴代優勝一覧
開催年 | 優勝国 |
1991年 | コリア |
1993年 | 中国 |
1995年 | 中国 |
1997年 | 中国 |
2000年 | 中国 |
2001年 | 中国 |
2004年 | 中国 |
2006年 | 中国 |
2008年 | 中国 |
2010年 | シンガポール |
2012年 | 中国 |
2014年 | 中国 |
2016年 | 中国 |
2018年 | 中国 |
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個人の部
シングルスの部では、1993年に玄静和(韓国)が優勝して以降、中国選手が13連覇中という圧倒的な強さを見せている。
日本選手は、2017年大会で平野美宇が日本勢48年ぶりの銅メダルを獲得している。
ダブルスの部でも中国選手の優勝数が圧倒的ではあるが、日本選手も大いに活躍している。
日本選手では、2019年大会で早田ひな/伊藤美誠ペアが48年ぶりの銀メダルを獲得している。同大会の準決勝で佐藤瞳/橋本帆乃香ペアと同士討ちを繰り広げるなど、日本のレベルの高さが年々と高くなっている。
個人の部・歴代優勝者一覧
シングルス
開催年 | 女子シングルス |
1991年 | 鄧亜萍(中国) |
1993年 | 玄静和(韓国) |
1995年 | 鄧亜萍(中国) |
1997年 | 鄧亜萍(中国) |
1999年 | 王楠(中国) |
2001年 | 王楠(中国) |
2003年 | 王楠(中国) |
2005年 | 張怡寧(中国) |
2007年 | 郭躍(中国) |
2009年 | 張怡寧(中国) |
2011年 | 丁寧(中国) |
2013年 | 李暁霞(中国) |
2015年 | 丁寧(中国) |
2017年 | 丁寧(中国) |
2019年 | 劉詩雯(中国) |
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ダブルス
開催年 | 女子ダブルス |
1991年 | 陳子荷/高軍(中国) |
1993年 | 劉偉/喬雲萍(中国) |
1995年 | 喬紅/鄧亜萍(中国) |
1997年 | 鄧亜萍/楊影(中国) |
1999年 | 王楠/李菊(中国) |
2001年 | 王楠/李菊(中国) |
2003年 | 王楠/張怡寧(中国) |
2005年 | 王楠/張怡寧(中国) |
2007年 | 王楠/張怡寧(中国) |
2009年 | 郭躍/李暁霞(中国) |
2011年 | 郭躍/李暁霞(中国) |
2013年 | 郭躍/劉詩雯(中国) |
2015年 | 劉詩雯/朱雨玲(中国) |
2017年 | 丁寧/劉詩雯(中国) |
2019年 | 孫穎莎/王曼昱(中国) |