全国中学校卓球大会(全中)歴代優勝一覧 男子編|平成元年~令和3年・完全保存版 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:青森山田中学時代の水谷隼/撮影:アフロスポーツ

卓球プレーヤー向け 全国中学校卓球大会(全中)歴代優勝一覧 男子編|平成元年~令和3年・完全保存版

2021.09.01

今回は、平成元年以降における全国中学校卓球大会(以下、全中)の歴代の男子優勝者・優勝校を振り返り一覧にまとめた。

>>インターハイの優勝まとめ(男子)はこちらから

全国中学校卓球大会(全中)とは

全中は、年に1回、8月ごろに開催される中学生の卓球大会だ。男女団体と男女シングルスの4種目が行われる。

各ブロック大会で選抜された代表チームおよび代表選手に加え、日本卓球協会の推薦を受けた選手が出場資格を持つ。開催地は、ブロック大会の成績に関係なく、団体戦男女各1チーム、個人戦男女各2名が出場できる。

団体戦は6人制の4シングルス、1ダブルスで争われるため、高校の大会とは違い、シングルス・ダブルスともに重複して出場することはできない。

全国中学校卓球大会(全中) 学校対抗の部


写真:令和3年度優勝の愛工大名電中/撮影:ラリーズ編集部

平成における全中(学校対抗の部)は愛工大附属中と青森山田中の2強

30回の大会のうち、愛工大附属中は2度の5連覇を含む11度の優勝を、青森山田中は8連覇を含む11度の優勝を果たしている。この2校に次ぐのが明徳義塾中の2回なので、平成の時代、いかにこの2校が強かったのかが分かるだろう。

青森山田中にとって最後の優勝となった平成24年度大会には、全日本選手権ダブルス優勝の三部航平や、全日本選手権シングルス優勝の及川瑞基が在籍していた。

また、愛工大附属中が青森山田から王座を奪還した平成25年度大会時のメンバーには、Tリーグに琉球アスティーダから参戦した木造勇人、T.T彩たまから参戦した松山祐季、高見真己とTリーガーが名を連ねている。

令和2年度には新型コロナウイルスのため大会中止となったが、再開した3年度には、愛工大名電中が2大会連続優勝を飾った。

全国中学校卓球大会(全中) 学校対抗の部 優勝校一覧

平成1年度  明徳義塾中 (高知)
平成2年度  岡部中   (埼玉)
平成3年度  五所川原一中(青森)
平成4年度  愛工大附属中(愛知)
平成5年度  愛工大附属中(愛知)
平成6年度  愛工大附属中(愛知)
平成7年度  愛工大附属中(愛知)
平成8年度  愛工大附属中(愛知)
平成9年度  明徳義塾中 (高知)
平成10年度 愛工大附属中(愛知)
平成11年度 青森南中  (青森)
平成12年度 実践学園  (東京)
平成13年度 青森山田中 (青森)
平成14年度 青森山田中 (青森)
平成15年度 青森山田中 (青森)
平成16年度 明豊中   (大分)
平成17年度 青森山田中 (青森)
平成18年度 青森山田中 (青森)
平成19年度 青森山田中 (青森)
平成20年度 青森山田中 (青森)
平成21年度 青森山田中 (青森)
平成22年度 青森山田中 (青森)
平成23年度 青森山田中 (青森)
平成24年度 青森山田中 (青森)
平成25年度 愛工大附属中(愛知)
平成26年度 愛工大附属中(愛知)
平成27年度 愛工大附属中(愛知)
平成28年度 愛工大附属中(愛知)
平成29年度 愛工大附属中(愛知)
平成30年度 中間東中  (福岡)
令和 1年度 愛工大名電中(愛知)
令和 2年度 新型コロナウイルスのため中止
令和 3年度 愛工大名電中(愛知)

全国中学校卓球大会(全中) 個人の部


写真:令和3年度優勝の松島輝空(星槎中)/撮影:ラリーズ編集部

平成初の優勝者は今枝一郎氏だ。今枝氏は現在、愛工大名電高の監督を務めており、同高はインターハイ5連覇を成し遂げた(2021年9月時点)。

平成11年度大会に現T.T彩たま監督の坂本竜介氏の名前があがると、そこからは水谷隼松平健太丹羽孝希、張本智和と日本代表クラスの選手や軽部隆介、高木和卓、大矢英俊と国内の第一線で活躍する選手が名を連ねている。

意外なことに2018年、2019年とインターハイ2連覇を果たした戸上隼輔は全中では優勝していない。また、平成における大会では連覇した選手が1人もいないことはインターハイと大きく違うところだろう。

水谷、松平健太、丹羽といった選手が、全中を制覇し、その後インターハイも制して世界で活躍していることを考えると、全中は未来ある若い選手にとって最初の登竜門となるだろう。

令和3年度は、松島輝空(星槎)が圧倒的な実力で優勝を果たした。

全国中学校卓球大会(全中) 個人の部 優勝者一覧

平成1年度  今枝一郎 (愛知)
平成2年度  仲村錦治郎(高知)
平成3年度  遊澤亮  (東京)
平成4年度  真田浩二 (愛知)
平成5年度  郡司俊彦 (宮崎)
平成6年度  山本和之 (愛知)
平成7年度  大柿友彦 (愛知)
平成8年度  太田昌彦 (愛知)
平成9年度  川口努  (大阪)
平成10年度 岸川一星 (福岡)
平成11年度 坂本竜介 (青森)
平成12年度 村守実  (青森)
平成13年度 軽部隆介 (埼玉)
平成14年度 高木和卓 (青森)
平成15年度 大矢英俊 (青森)
平成16年度 水谷隼  (青森)
平成17年度 松平健太 (青森)
平成18年度 野邑大陽 (青森)
平成19年度 平野友樹 (宮城)
平成20年度 丹羽孝希 (青森)
平成21年度 吉田雅己 (青森)
平成22年度 森薗政崇 (青森)
平成23年度 坪井勇磨 (青森)
平成24年度 三部航平 (青森)
平成25年度 木造勇人 (愛知)
平成26年度 出雲卓斗 (石川)
平成27年度 宇田幸矢 (東京)
平成28年度 張本智和 (東京)
平成29年度 手塚崚馬 (高知)
平成30年度 谷垣佑真 (愛知)
令和 1年度 吉山僚一 (愛知)
令和 2年度 新型コロナウイルスのため中止
令和 3年度 松島輝空 (神奈川)

>>全国中学校卓球大会(全中)歴代優勝一覧 女子編|平成元年~令和2年・完全保存版

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