『ミックス。』新垣結衣がアカデミー賞主演女優賞を受賞 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

卓球×エンタメ 『ミックス。』新垣結衣がアカデミー賞主演女優賞を受賞

2018.01.16

文:赤羽ひな(Rallys編集部)

文:赤羽ひな(Rallys編集部)
写真提供:©2017『ミックス。』製作委員会

第41回日本アカデミー賞の優秀賞発表記者会見が15日に行われ、卓球を題材にした映画『ミックス。』の新垣結衣が優秀主演女優賞を受賞した。新垣は、本作で恋と仕事に破れた元天才卓球少女のOL・富田多満子役としてコミカルな役柄を好演していた。

映画公開直後の記事では、ラケットを家でもずっと握るといった卓球の技術面での徹底した役作りについて語られた。卓球の猛特訓の成果も功を奏し、晴れて今回の受賞となった。

『ミックス。』は新垣結衣と瑛太が男女混合ダブルスを結成し、全日本卓球選手権へ挑戦するストーリー。現実での全日本卓球選手権の開幕と今回の受賞とが見事に同日に重なる形となった。

同賞の対象となるのは、2016年12月16日から2017年12月15日までに公開された作品。『ミックス。』は昨年10月21日の公開以降、全国の276スクリーンで公開され、オープニング2日間で観客動員18万人、興行収入2億3500万円を記録した。東京での公開は既に終了しているが、大阪や愛知など8府県では現在も上映されている。

その他の優秀主演女優賞は、『彼女がその名を知らない鳥たち』の蒼井優、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の土屋太鳳、『散歩する侵略者』の長澤まさみ、『ユリゴコロ』の吉高由里子。最優秀賞は5名の受賞者の中から選出され、3月2日の授賞式にて発表される。
今回の受賞を祝うとともに、最優秀主演女優賞の行方も注目したい。

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