文:ラリーズ編集部
アテネ五輪卓球男子ダブルス銅メダリストのマイケル・メイス(デンマーク)が、自身のインスタグラムを更新し、テニスの試合に出たことを明かした。
メイスのインスタグラム
>>まるでテニス?張本戦で放ったカルデラノのスーパーショットをITTF絶賛
卓球ファンの記憶に残るプレーヤー メイス
2004年アテネ五輪の男子ダブルス銅メダリスト、2005年世界卓球男子シングルス3位のメイスは、後陣から相手の攻撃を凌ぐ巧みなロビングを織り交ぜたプレーを得意とするプレーヤーだ。
写真:マイケル・メイス(デンマーク)/提供:ittfworld
2005年の世界卓球上海大会ではロビングを武器に、アテネ五輪銀メダリストの王皓(ワンハオ・中国)に4回戦で、郝帥(ハオスイ・中国)に準々決勝で勝利し、世界の卓球ファンに鮮烈な印象を与えた。
特に郝帥戦はゲームカウント0-3と追い込まれ、9-10の場面では倒れ込みながら返球し、郝帥のミスを誘った後、ゲームカウント4-3で逆転勝利するという卓球史に残る大激戦を演じた。
写真:2020年東京五輪団体戦の世界最終予選のメイス/提供:ittfworld
2016年に一度引退を表明したが、現役復帰を果たし、2020年1月開催の東京五輪団体戦の世界最終予選にもエントリーしていた。
メイス、テニスをする
今回メイスは、テニスのラケットを持った写真をインスタグラムに投稿し、「of course with a win(もちろん勝ったよ)」と笑顔を見せた。
前中後陣すべてでハイレベルな技術を見せるメイスの、卓球台を広く使うオールラウンドなプレーがテニスでも活かされたことだろう。