【今日の1試合】『剛のカットマン中村』を撃ち抜く『パワーの伊藤』に注目|卓球動画


監修:板垣孝司(TSVクニックスホーフェン ヘッドコーチ、シェークハンズGM

両選手の特徴

「振り抜いてカットを打ち抜ける」伊藤選手の伸びのあるフォアドライブは女子選手離れした得点力があります。「繋いで繋いで」粘って1点を取りに行く従来の多くの女子選手と違い、自分で得点を取りに行く滑らかなスイングは素晴らしいです。歴史と伝統のある「関東学生選手権優勝」でさらなる自信を付けたことでしょう。

中村選手は名門・希望ヶ丘高校で鍛えられた豊富な運動量と、攻撃選手並みのフォアハンドドライブを操るカットマン。動きの良さは運動能力の高さを表しています。カットマンと言えど各選手とも持ち味が違いますが「剛のカットマン」の雰囲気を持つ選手です。

見どころ

粘るカットだけでなく一撃のフォアドライブを持つ大型カットマンの中村選手対カットを打ち抜きに行く伊藤選手。カット対攻撃ながら早いテンポでの試合展開が繰り広げられます。

勝負を分けたこの1本

※ページトップと同一の試合動画について、再生開始箇所を調整してお送りします。


第4ゲーム伊藤選手0対4の場面でフォアに3本連続で深いドライブを打ち得点した場面。

試合序盤は伊藤選手得意のフォアストレート、バッククロスへの強打に対応できなかった中村選手ですが、3ゲーム目からは1本コートに返し始めペースを掴みます。第4ゲームも4対0と絶好のスタートを切りますが、ここで伊藤選手がコースを散らさず3本連続でフォアに深いドライブを打ちポイントを取ります。伊藤選手が「フォアを攻めてから甘いボールをバックに叩く」戦術に切り替え自信をつけたポイントです。第4ゲーム伊藤選手0対4からなんと11本連取で逆転し王手をかけます。
第5ゲームもジュースに縺れますが、後がない中村選手の攻撃にほんの少し力みが出てしまい、伊藤選手が大きなタイトルを掴みます。

板垣’S EYE

両者ともに持ち味を出しきった「ナイスゲーム」です。伊藤選手のバッククロス・フォアストレートへのフォアドライブの切れ味と打球点の高さは素晴らしいです。フォア前に出す逆回転サーブからのバックドライブも得点力があります。対攻撃では先に攻められるラリーが半分はありますが、そこも対応出来る総合力が身につくのであれば全日本での上位進出は手の届く範囲でしょう。

中村選手も力のある選手です。落ち着いてカットを打たせないようにするためには自慢のフォアドライブに結びつけるためのパターンを増やしたいところです。カットマンながら攻撃での得点パターンを複数組み合わせる「中村システム」が確立されれば更に飛躍する可能性のある好選手です。

試合情報

大会名:H29 関東学生卓球選手権 女子シングルス 決勝
選手名:伊藤佑里子(中央大)vs中村真優美(大正大)
大会種別:個人戦、シングルス、国内、大学生
試合結果:伊藤4-1中村
フルバージョン動画はコチラ

映像提供:LaboLive

監修協力:Shakehands

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