文:川嶋弘文(ラリーズ編集部)

見どころ

全日本選手権ダブルス優勝経験のある大矢未早希と関西学生チャンプの政本ひかりが対決。

両選手とも女子選手の中では身長が高く、長いリーチを活かしたハイピッチな両ハンド攻撃が特長だ。

この試合でもバック対バックのラリーは特にテンポが早く、見ごたえがある。

この対決に勝利した政本はサーブが多彩。フォアサーブも順横回転と巻き込みサーブのどちらも回転が分かりにくく、バックサーブも威力がある。また、サーブの立ち位置もバック側を基本としつつも、フォアから出すこともある。

劣勢の場面や試合の流れを変えたい場面で、思い切ってサーブの回転と立ち位置を変えることで相手に次のサーブを予測させず、先手を取れるのが政本の強みだ。

また、攻撃ボールを送球するコースも、クロスよりもストレートの方が多く、フォアとバックどちらに来るかわかりにくいフォームから威力あるドライブを放つため、得点率が高い。

政本のようなサーブとコース取りの上手い選手は、相手を見ながら戦術を変えられるので安定して勝ちやすいタイプだ。

勝負を分けたこの1本

3分55秒〜4分09秒:3セット目8-6から政本がフォアからの巻き込みサーブをきっかけに3本連取した場面
※ページトップと同一の試合動画について、再生開始箇所を調整してお送りします。


7セットマッチでは相手が相当な格下でない限り、0-3からの逆転はかなり難しい。

政本は格上の大矢に対しセットカウント2-0でリードした3セット目。このセットを取れば勝利の確率がかなり高まる大事なセットだ。

政本は3セット目7-1とリードするも大矢も実力を見せ、8-6に。

ここで政本がとった戦術がよかった。流れを引き戻すべく、このセット使っていなかったフォアからの巻き込みサーブからの展開で2本連取。その後もレシーブ後の4球目をフォアストレートに攻撃しこのセットを奪取。

セットカウントを3-0とし、精神的に余裕が出た政本は、4セット目もリーチを活かした伸び伸びとした両ハンド攻撃を見せ、大矢を下した。

試合情報

大会名:2017東京卓球選手権 女子シングルス6回戦
選手名:大矢未早希(サンリツ)vs政本ひかり(同志社大)
大会種別:個人戦、シングルス、国内、女子
試合結果:政本4-0大矢
フルバージョン動画はコチラ

協力:LaboLive

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