【卓球動画解説】笹尾 明日香(早稲田大)vs 森田 彩音(中央大)|今日の1試合 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)
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2020.03.26

【卓球動画解説】笹尾 明日香(早稲田大)vs 森田 彩音(中央大)|今日の1試合

福原愛、水谷隼、丹羽孝希ら日本のトップ選手を輩出し一時代を築いた青森山田中・高を14年間に渡って指導した名将・板垣孝司氏。

その板垣氏がトップ選手から年代別、ジュニア選手まで幅広い試合動画について両選手の特徴、勝敗を分けたポイントを語る。

今回は2019年秋季関東学生卓球リーグ戦 女子1部の「笹尾 明日香(早稲田大)vs 森田 彩音(中央大)」。

>>笹尾明日香の使用用具はこちら

両選手の特徴

元全日本ジュニアチャンピオンの笹尾選手はバックに表ソフトラバーを貼っていますが、ラバーの特性を生かしたピッチの速い卓球スタイルというより、バックの変化でチャンスを作って、そこから腰の入った重いフォアドライブで得点を狙うスタイルです。

幼少の頃から将来性を渇望された森田選手。エリートアカデミー時代にさらに実力を伸ばし、大学時には2018全日本学生女子シングルスで準優勝に輝きました。

Tリーグトップおとめピンポンズ名古屋でもプレーし2020シーズンではシングルスで4勝をあげるなど、積み上げてきた輝かしい実績をさらに伸ばしている選手です。

見どころ

まさに日本女子学生卓球界のトップに君臨する両選手の試合は、細かい分析をする前に最後まで試合を見てみたい気持ちになります。

笹尾選手の「高速両ハンドながら懐の広いフォアハンド」vs 森田選手の「超高速卓球」。これはハイレベルな試合になること間違いなしでしょう!

勝負を分けたこの一本

※ページトップと同一の試合動画について、再生開始箇所を調整してお送りします。

第3ゲーム1対4での笹尾選手の周り込みフォアドライブレシーブだと思います。

試合とはゲームです。つまりお互いに相手の苦手なところを見つけながら組み立てていきます。例えばバックへの長いサーブに対し、前半はバックハンドでレシーブしても「得点に結びつかない」場合、同じことを繰り返さないで「打開策」を見つけていきます。

これが所謂、「引き出しの多さ」と言えます。笹尾選手はここまでバックへの長いサーブに対しバックハンドでレシーブをしていました。レシーブミスはしていませんが、その後のラリーで得点を取る回数が多くありませんでした。

そこで笹尾選手の打開策は「フォアで回り込んで得点を狙う」ことでした。試合の前半はどんなサーブが来るか予想がつきにくいので思い切って回りこむのは難しいかもしれませんが、試合が長引くにつれて相手のモーションでサーブの球種やコース、長短がわかるようになってきます。

試合の後半に「どの技術でなら得点を取ることができるか」を判断し実行できる選手が好選手です。笹尾選手はフォアハンドに優れているので、まさに「引き出しが多い」選手と言えます。

板垣’s EYE

笹尾選手のフォアハンドの確実性が森田選手の両ハンドを上回った試合だったと思います。技術の多彩さでは森田選手が上回っていたかもしれませんが「バックストレートにくる森田選手のバックドライブ」をもフォアドライブでキャッチし、次の森田選手の連打のミスを誘うことができた笹尾選手の会心の試合だったと思います。

対する森田選手の両ハンドのドライブも素晴らしいです。特に、自在にコースを打ち分けられるバックハンドは素晴らしいです。最後までミスせずコートに入れてくるレベルの選手に対し決定打のフォアハンドにミスが出ないようになれば、全日本選手権でも表彰台に上がる可能性が高いと思います。

試合情報

大会名:2019年 秋季 関東学生卓球リーグ戦 女子1部 第7戦
選手名:笹尾 明日香(早稲田大)vs 森田 彩音(中央大)
試合結果:笹尾 3-1 森田

映像提供:LaboLive

監修協力:Shakehands

文:ラリーズ編集部 解説:板垣孝司

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