写真:JOOLAのトーマスさんとAyano/撮影:Ayano
卓球インタビュー なぜ誰でも出られる賞金総額1,000万円の卓球大会を開催したのか?JOOLAが描くアメリカ卓球の未来
2022.10.02
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賞金総額1,000万円!誰でも出られる卓球大会でこんな額聞いたことありますか?
この超ビッグな大会を主催しているのが、アメリカに本社を置く卓球メーカーのJOOLA。今回はそのマーケティング副部長、トーマスさんに大会会場でお話を伺うことができました!
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なぜ1,000万円もの超高額賞金が出せるのか?
だから高額賞金を出したり、たくさんの海外選手にも来てもらったりすることで、記念の年を祝いたかったんだよね!
日本では誰でも出られる国際大会って経験したことがないので、すごくいろんな人と交流ができて楽しかったです。
元々JOOLAはドイツで創業して、2019年に本社がアメリカに移ったんだけど、言うまでもなくヨーロッパに比べてこちらの市場は小さくて。
だからまずはJOOLAを知ってもらおうと言うことで、みんなが楽しめるようなトーナメントを各地で開催して行ったんだ!
USナショナル(アメリカの全国大会)やUSオープンなんかも運営されているんですよね?
11月末に、アメリカで最大級の国際的な団体戦のトーナメントを主催するんだけど、世界中から1,000人以上の選手が集まって、卓球台を150台以上用意する予定だよ。
アメリカの卓球を育てたい
その中で、今後どのようにJOOLAのブランドを広めていきたいとお考えですか?
本物の卓球を初めて見た時。「なにこれ?!」って衝撃的だったんだよね。
だからこそやりがいがあると思っていて、今の私たちのパッションは、アメリカで卓球を成長させること。
もちろんJOOLAをたくさんの人に使ってもらうことは嬉しいんだけど、それ以上にこの国で卓球というスポーツをよりたくさんの人に楽しんでもらいたいんだ!
日本・中国・ヨーロッパにはすごくレベルの高いプロリーグがあって、選手たちが常に成長できる環境が整っていると思う。
アメリカでそれができたら、もっともっと選手たちにも、観客にも素晴らしい機会が増えるよね!
取材を終えて
超高額賞金の裏側には、アメリカの卓球界を支えるJOOLAの強い思いと、共に成長していく関係がありました。
勝利至上主義一辺倒の考え方ではなく、卓球に対するさまざまな楽しみ方を教えてくれたアメリカの卓球界、これからどのように成長していくのかが楽しみです!
Ayanoによる英語インタビュー動画はこちら
【連載】これがアメリカン卓球
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