なぜ誰でも出られる賞金総額1,000万円の卓球大会を開催したのか?JOOLAが描くアメリカ卓球の未来 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:JOOLAのトーマスさんとAyano/撮影:Ayano

卓球インタビュー なぜ誰でも出られる賞金総額1,000万円の卓球大会を開催したのか?JOOLAが描くアメリカ卓球の未来

2022.10.02

この記事を書いた人
高校・大学と卓球強豪校でプレーした後アメリカへ。海外で見た卓球に衝撃を受け、YouTube等で発信を開始。愛み大瑞穂→関西学院大学OG。
YouTube【AYALOG -あやろぐ-】で発信中

賞金総額1,000万円!誰でも出られる卓球大会でこんな額聞いたことありますか?

この超ビッグな大会を主催しているのが、アメリカに本社を置く卓球メーカーのJOOLA。今回はそのマーケティング副部長、トーマスさんに大会会場でお話を伺うことができました!

なぜ1,000万円もの超高額賞金が出せるのか?

――早速なのですが、なぜこんなに高額の賞金が出せるのでしょうか?
トーマスさん:まずこの大会はJOOLAの70周年を祝った大会で、私たちにとって特別な大会なんだ。

だから高額賞金を出したり、たくさんの海外選手にも来てもらったりすることで、記念の年を祝いたかったんだよね!

――なるほどです!

日本では誰でも出られる国際大会って経験したことがないので、すごくいろんな人と交流ができて楽しかったです。

トーマスさん:実は今までも、JOOLAを知ってもらうマーケティングの一環として、アメリカでたくさんのトーナメントを開催してきたんだ。

元々JOOLAはドイツで創業して、2019年に本社がアメリカに移ったんだけど、言うまでもなくヨーロッパに比べてこちらの市場は小さくて。

だからまずはJOOLAを知ってもらおうと言うことで、みんなが楽しめるようなトーナメントを各地で開催して行ったんだ!

――そうなんですね!

USナショナル(アメリカの全国大会)やUSオープンなんかも運営されているんですよね?

トーマスさん:そう!アメリカの卓球協会からお願いされて、今は一体となってやっている感じかな。

11月末に、アメリカで最大級の国際的な団体戦のトーナメントを主催するんだけど、世界中から1,000人以上の選手が集まって、卓球台を150台以上用意する予定だよ。

――150台…!想像できません(笑)。めちゃくちゃ楽しそうですね!

アメリカの卓球を育てたい

――おっしゃられていたように、アメリカの卓球は、ヨーロッパやアジアに比べて市場や人口が小さいように思えます。

その中で、今後どのようにJOOLAのブランドを広めていきたいとお考えですか?

トーマスさん:実は僕が大学生で卓球を始めた時、卓球は競技だって知らなくて。

本物の卓球を初めて見た時。「なにこれ?!」って衝撃的だったんだよね。

――今でも知らない人は多いかもですね。笑
トーマスさん:そう、多くのアメリカ人は知らないと思う(笑)。

だからこそやりがいがあると思っていて、今の私たちのパッションは、アメリカで卓球を成長させること。

もちろんJOOLAをたくさんの人に使ってもらうことは嬉しいんだけど、それ以上にこの国で卓球というスポーツをよりたくさんの人に楽しんでもらいたいんだ!

――すごく素敵です…!成長中だからこその面白さ、みたいなのがありますよね。
トーマスさん:最終的なゴールとしては、アメリカでプロリーグを作りたい。

日本・中国・ヨーロッパにはすごくレベルの高いプロリーグがあって、選手たちが常に成長できる環境が整っていると思う。

アメリカでそれができたら、もっともっと選手たちにも、観客にも素晴らしい機会が増えるよね!

――私はアメリカに来て、アメリカ人は本当にスポーツの楽しみ方が上手だと感じています。なので、絶対に楽しいプロリーグになると思っています!
トーマスさん:そうだといいね!これからもアメリカの卓球界と一緒に成長していけるように頑張ります!

取材を終えて

超高額賞金の裏側には、アメリカの卓球界を支えるJOOLAの強い思いと、共に成長していく関係がありました。

勝利至上主義一辺倒の考え方ではなく、卓球に対するさまざまな楽しみ方を教えてくれたアメリカの卓球界、これからどのように成長していくのかが楽しみです!

Ayanoによる英語インタビュー動画はこちら

【連載】これがアメリカン卓球

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