文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2018/19シーズン プレーオフファイナル 3月17日(日)両国国技館>
17日、Tリーグプレーオフファイナル女子の試合後、初代王座についた日本生命レッドエルフの早田ひなが、報道陣を前にプレーオフファイナルの勝利を振り返りつつ、シングルスで2勝を挙げられた要因について語った。
「ビクトリーマッチより第3マッチの方がきつかったです。石川選手が試合をしていない状況で、勝ち負けがどうなるかわからなかったから、自分がとにかく一点稼がなきゃと思って。」と勝負のカギを握ったマッチを振り返る。
この第3マッチを、フルゲームデュースの末19-17でものにした早田は、その勝因について「デュースになったときは、一本一本勝負しにいこうと思っていました。世界選手権の選考会では、最後まで同じことをして負けたという後悔があったので、何か違うことをしなくちゃと思いました。」とその時の胸中を語った。そうして、早田の決意とともに放たれたロングサーブが、見事得点に結びついた。
また、ビクトリーマッチでも、「ズルズルと追いつかれる前に、1本追いつかれたらタイムを取ろうと決めていた。これも、世界選手権の選考会での後悔があります」とシングルスでの代表権を逃した世界卓球選考会での反省を活かせたことを語った。
100万円の使い道は
写真:優勝を喜ぶ日本生命レッドエルフのメンバー/撮影:ラリーズ編集部
日本生命レッドエルフが女王に輝いたことについて「団体戦が好きなので、貢献できてうれしかった」と語る早田。その貢献を称えられ見事MVPに輝いたわけだが、副賞の100万円の使い道を聞かれると「チームのみんなでご飯にいきたいです。前期MVPの時『たこ焼き』パーティーがしたいと言ったので、人数分焼けるたこ焼き器を買ううとか。それか、焼肉をたべにいきたいです。」と、どこまでもチーム思いな使い道を笑顔で明かした。