卓球インタビュー 【予告】及川瑞基に聞く「日本一になれた理由」と「卒業後の進路」
2020.03.03
文:ラリーズ編集部
多くの卓球アスリートや指導者から「頭脳派」「試合が上手い選手」として名前が挙がる及川瑞基(専修大学)。
仙台ジュニアで張本智和の両親に卓球を習い、名門・青森山田中高、そして専修大学、ドイツ・ブンデスリーガと卓球のエリート街道を突き進む。
決して体格的に恵まれているわけでは無いが、その安定性の高さと緻密な戦術で水谷隼や丹羽孝希らのメダリストにも「渋い」選手と言わしめる。そんな及川にとって2020年は大学を卒業して、プロ選手となる勝負の年だ。
そんな及川に1月の全日本選手権ダブルス初優勝の裏側、そして大学卒業後の進路について、胸の内を聞いた。
独ブンデス帰りで日本一 “右右ペア”18年ぶりVの裏側(3月4日公開予定)
及川にとって、中高大と10年間ペアを組む三部航平との全日本選手権ダブルス優勝は、卓球人生の中でも特別な意味があったという。
左利きと右利きがペアを組むのが当たり前になった現代卓球界において、18年ぶりの右利き同士のペアでの日本一は、歴史的快挙でもあった。
チャンピオンシップポイントを握った瞬間、とっさに口を出た言葉とは。卓球ダブルス日本一の裏側に迫った。
来季も“ドイツでプロ続行” 2020に欧州を選ぶワケ(3月5日公開予定)
2018年10月のTリーグ開幕を期に、日本の卓球トップアスリートの海外リーグ挑戦は減っている。日本に居ながら、プロとして活躍出来る環境が整ったからだ。
そんな中、及川は大学卒業後の進路をドイツの地に求めた。すべては4年後のパリ五輪を見据えてのことだ。
「ビール飲みながら『全然入ってねえよ』と野次飛ばしてきたり(笑)」
ブンデスリーガでお馴染みの観客との独特の距離感も、海外での孤独な日常生活も、及川を強くする。
2020年に、あえて海外挑戦を選んだ及川が今思うこととは。