「勝てばもっとすごい世界が見られる」専修大の大型ルーキー・出澤杏佳が負けず嫌いなワケ | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:出澤杏佳(専修大学)/撮影:槌谷昭人

卓球×インタビュー 「勝てばもっとすごい世界が見られる」専修大の大型ルーキー・出澤杏佳が負けず嫌いなワケ

2021.06.19 取材・文:山下大志(ラリーズ編集部)

専修大学卓球部女子に大物ルーキーが加わった。出澤杏佳(いでさわきょうか)だ。

2019年の全日本選手権ジュニアの部で優勝を果たすと、アジアジュニアではシングルス準優勝、ダブルス・団体3位に輝き、一躍スターダムにのし上がった。

フォア表・バック粒と唯一無二の戦型を持ち、淡々とプレーする出澤だが、実は秘めたる闘志を燃やす熱い選手だった。


【出澤杏佳(いでさわきょうか)】2002年6月28日生まれの専修大学1年生。茨城県出身。フォア表・バック粒の超異質スタイルで戦う。大成女子高校では、エースとしてチームを牽引し、2019年インターハイ初出場に導いた。2019年全日本選手権ジュニアの部優勝、アジアジュニア選手権女子シングルス準優勝、女子ダブルス3位、女子団体3位と国内外で数多くの実績を持つ。

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「とにかく授業が大変です(笑)」学生らしい悩み


写真:出澤杏佳(専修大学)/撮影:槌谷昭人

――1年前の取材ではありがとうございました!今回は大学生になられたということで、その辺の心境を伺っていければと思っています。

専修大学での生活はまだ2ヶ月ほどですがいかがですか?

出澤杏佳:大学では寮生活なので、最初は仕事など慣れない部分が多く、いろいろ大変でしたが、ようやく慣れてきました。今までは実家暮らしだったので、何もやってなかったので(笑)

ただ、授業の課題がヤバいんですよ。どうなるんだろうと思ってます。とにかく授業が大変です(笑)


いきなり学生らしい悩みを打ち明けてくれました

――卓球面ではどうですか?
出澤杏佳:高校の時は親が送り迎えしてくれていたんですけど、全部自分がやらないといけない環境になった。自然と生活も卓球も自分で考えるようになりました。

専修大学は監督もいてアドバイスも貰えますし、練習量も他の大学と比べたら多いと思うので、自分には合っていると思います。自分は練習を多くしたい派なので。

負けず嫌いな意外な一面


写真:Tリーグでプレーする出澤杏佳/撮影:ラリーズ編集部

――加藤充生樹監督が「出澤選手が一番最後まで自主練習をしている」と練習量もそうですし、「強くなりたいという気持ちが人一倍強い」と負けず嫌いな一面も評価していました。
出澤杏佳:私、本当に負けず嫌いなんです。
――感情を出して試合をしている姿を見たことがないので、少し意外です。
出澤杏佳:感情的になると頭が回らなくなるので、試合中はあえて淡々とやってます。

全然喋らなそうだし、何を考えてるかわからないとよく言われるんですけど、内心はめっちゃ燃えてて、負けず嫌いなんですよ。


意外な一面を明かしてくれました

出澤杏佳:昔は、この選手は強いから負けてもいいやと思うこともありました。2019年の全日本ジュニアのときも準決勝まで勝ち上がれて、久しぶりに表彰台に上がれたので、このくらいで良いかなとも思ったんですけど、たまたま準決勝、決勝と勝てて優勝できました。

そこから世界が変わりました。国際大会に出場させてもらえて、今までなかった経験をさせてもらった。

「もっと勝てばもっとすごい世界が見られる」と思うようになりました。負けたらダメだって。誰にも負けたくない。

――国際大会の経験はそこまで強烈だったんですね。
出澤杏佳:世界ジュニアはすごくワクワクしました。会場に行っただけでもワクワクして、実際試合も楽しかったのでまた世界で戦いたい。そのためには、日本で勝たないといけない。

自分が勝たなかったら見られなかった世界が見られた。だからもっと勝って、またそういう高いレベルの試合でワクワクしたいんです。そう思ってやったら、負けて良い試合なんかないんだなと思うようになりました。


「負けて良い試合なんかない」しびれる

大学日本一になって国際大会で活躍できる選手に


写真:出澤杏佳(専修大学)/撮影:槌谷昭人

――昨季はなかなか勝てない時期も続いていましたが、「大学に入ってから良くなっている」と監督もおっしゃられてました。
出澤杏佳:Tリーグは出させていただいているのに不甲斐ない結果ばかりでした。自分が思っているようにできなかったです。

以前はブロックマンのような戦型でしたが、大学に入ってフォアをより強化したので、今ならもっと戦えると思っています。木村さんみたいに、私もTリーグ出場させてもらったら勝てるように頑張りたいです。

――今後の目標についても教えて下さい。
出澤杏佳:まずは7月にあるインカレで、チームの優勝に貢献できるように。個人戦ではまず新人戦で優勝できるように頑張りたいです。長期的には大学日本一になって、国際大会に出場して活躍できる選手になりたいです。

動画はこちら

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