部活動として卓球をしっかりやったのは、中学校1年間と高校3年間の4年間なんです。

転職を機に東京で仕事をすることになって、ミクシィの卓球コミュニティを通じて、文京区で活動するグループを見つけました。

それが現在の東京ピンズの前身となる集団だったんです。

その後メンバーが徐々に増えていき、「せっかくならチーム名をつけて、大会にも出場しよう」という流れになり、2013年1月に「東京ピンズ」という名前で正式に活動を開始したという流れです。

当初、東京で一人暮らしをしている社会人プレーヤーが集まる場だったので、そうした背景を反映した名前になりました。

自分自身が家庭を持って『ピン』ではなくなり…『東京ピンズ…じゃなくなった…』と思うところもありましたが、新たな『ピン芸人』たちが加わってくれたことで、気にならなくなりました(笑)。

男子チームが4チーム、女子チームが2チームという構成になっています。

参加者のレベルも幅広いため、特定の練習メニューを設けるのではなく、各自が自主的に練習内容を決めるスタイルです。

レベル差が大きすぎる組み合わせは避けるように調整しているのと、基本的には「自分にとって必要な練習をする場」として活用してもらっていますね。

チームを通じて知り合い、付き合い始めて結婚に至ったカップルがいて、披露宴にもご招待頂きスピーチもさせて頂きました。

「東京ピンズがなければ出会えなかった」と言われると、人生においても大きな意味を持つ存在になっていることを実感しますね。

所属している中央区卓球連盟の団体戦では、近年、男子Aチームは2位が続いているので、ぜひ優勝を狙いたいですね。

また、リーグ戦では昇格を目指し、チーム全体のレベルアップを図っていきたいです。

試合の後に自然とみんなで食事に行ったり、練習の合間にも気軽に話せる雰囲気があるのが、このチームの魅力だと思います。

試合に出るのが好きなので、同じようなレベルのメンバーと楽しめるのが本当にありがたいです。

長く続けていく中で、年齢層が変わり、ライフステージが変わっても、みんなにとって居心地の良い場所であり続けたいと思っています。