＜Rallys打ち納め会　ダブルスドリームマッチ（東京・渋谷） 2018年12月6日＞

Rallys打ち納め会にてダブルス大会を開催。普段は絶対に見れない珍しい対決も

6日、東京都、渋谷のT4 TOKYOにて、Rallysの「打ち納め会2018」が開催された。卓球業界関係者や現役選手たちが集う中で、ダブルスの大会が企画され、現役選手と卓球業界関係者がペアを組み、頂点を争った。（今回は実力差を極力なくすために、現役選手同士が組まないようにペアリングを調整した。）

今回は特別ルールで、サーブは1本交代の3点先取。かなりスピーディーな戦いになるため、ミスは許されない。

さて、15組がひしめき合うトーナメント初戦、なんと、大矢英俊選手（東京アート）、未早希選手（サンリツ）夫妻の対決が実現…！以前ラリーズの人気企画、「ピンポンwedding」で取材した際には、「ダブルスは妻、シングルスは夫の方が強い」と話していたが、今回は3-1で大矢英俊選手ペアが勝利。大矢英俊選手が得意とする投げ上げサーブ（俗に“大矢サーブ”）が笑いと回転を生んだ。

写真：大矢英俊（東京アート・手前）の視線の先には妻・未早希（サンリツ）の姿が。絶対に負けられない…/撮影：ラリーズ編集部

ちなみに大矢英俊選手のパートナーは、卓球スクールの事業を始めたことで話題になったコナミに勤めている日野さんだ。

写真：天野優ペア。天野選手が丁寧に指導。中々ない機会なのではないだろうか。/撮影：ラリーズ編集部

そして、初戦のもう一つのみどころは田添響選手（木下グループ）ペアと天野優選手（サンリツ）ペアの対戦だ。打球のパワーでは田添選手が上回るものの、天野選手はなんといっても全日本ダブルス覇者である。注目の対戦は、田添選手ペアが3-1で勝利。初のペアリングとは思えないロングラリーに会場が沸いた。

写真：田添響ペア/撮影：ラリーズ編集部

そして、準々決勝では、この田添響選手ペアと、筑波大学卓球部元主将、“てるにい”こと照井さんと株式会社VICTASの常務取締役、高沢冬樹さんペアが対戦。卓球の実力者どうしの試合に注目が高まったが、なんと、照井/高沢ペアが3-0で快勝し、準優勝に駒を進めた。

写真：照井・高沢ペア（奥）/撮影：ラリーズ編集部

さて、いよいよ準決勝、実は入賞者には豪華なプレゼントを用意してある。と事前に伝えてあるだけあり、参加者はかなり気合が入っている様子。

準決勝の1つ目の試合は、ラリーズの独占インタビューで「美女選手」と人気を博した森薗美月（木下グループ）と全日本実業団でもトップの実力を誇るケアリッツ・アンド・パートナーズに勤める古関さんペアが登場。ここまで順調な勝ち上がりとだけあって、期待が持てる。

そして、対戦相手はラリーズのYouTubeをフォローしてくださっている方はご存知であろう、日本国内の主要な卓球大会をライブ配信しているLaboLiveの代表取締役、雪本修一さんだ。雪本さんは学生時代、関西学生の名門・龍谷大学の卓球部で活躍した強豪プレーヤーだ。そしてそのペアを務めることになったのがラリーズ編集部の加賀だ。

写真：雪本修一さん（右）と弊社・加賀。雪本さんの派手な大矢サーブ（投げ上げサーブ）は天井を直撃。笑いを誘った。/撮影：ラリーズ編集部

試合は雪本さんが“大矢サーブ”をものまねしたり、森薗選手がポイントするごとに陸上・ボルトを真似た「ジャマイカポーズ」を披露したり、芸達者な二人が大盛り上げするも、3-1で森薗/小関ペアが勝ち上がった。

写真：必殺！ジャマイカポーズ！森薗美月選手は本当にノリが良かった。ありがとうございましたっ！/撮影：ラリーズ編集部

もう一つの準決勝では照井/高沢ペアと大矢英俊/日野ペア。実力の高い照井/高沢ペアに対して、大矢英俊選手は得意の大矢サーブで場を盛り上げ、「チキータやって！チキータ！」という観客のコールに応え、チキータも披露。見事な技の応酬で大矢/日野ペアがなんとか3-2で勝利。

そして、迎えた決勝は互いにエンターテイナーの森薗美月選手対大矢英俊選手という構図になった。森薗/古関ペアが颯爽と2点を奪い、王手をかけるも、大矢/日野ペアもロングラリーを粘り抜き、同点に。緊迫した状況で、最後は古関さんのサーブからラリーを制した森薗/古関ペアが優勝となった。

ベスト4に入賞したペアには、岡山リベッツ公式スポンサーのボブソンからおしゃれな洋服の詰め合わせが送られた。

写真：大会Vの森薗美月は陸上・ボルトを真似た「ジャマイカポーズ」で喜びを表現した/撮影：ラリーズ編集部

Rallys打ち納め会　ダブルスドリームマッチ　全結果

優勝

森薗美月（木下グループ）/古関さん

準優勝

大矢英俊（東京アート）/日野さん

ベスト4

雪本さん/加賀ペア、照井さん/高沢さんペア