松平志穂、打浪優が、台風21号の被害を受けた守口市で卓球の楽しさを伝える | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:打浪優(左)、松平志穂(ともに日本ペイントマレッツ)/提供:コナミスポーツ株式会社

卓球ニュース 松平志穂、打浪優が、台風21号の被害を受けた守口市で卓球の楽しさを伝える

2019.06.30

文:ラリーズ編集部

6月30日、G20サミット最終日で注目が集まる大阪府。この日守口市では、3歳から中学生の子どもたちとその保護者を対象にした「コナミスポーツクラブ スポーツフェスタin守口」(於:コナミスポーツクラブ 守口)が開催され、Tリーグ・日本ペイントマレッツから松平志穂と打浪優がゲストとして登場した。

松平志穂と打浪優が「卓球伝道師」に


写真:ラリーを行う打浪優、松平志穂(ともに日本ペイントマレッツ)/提供:コナミスポーツ株式会社

このイベントは、2018年に発生した台風21号の影響により、屋根が破損するなどの被害を受けて利用を中止していた、コナミスポーツクラブ 守口のアリーナの修繕が完了し、営業再開した事への感謝と、スポーツを通じて地域の方に元気になってもらいたいとの思いから、コナミスポーツ株式会社が入場無料で開催したもの。

イベントでは、この日ゲスト出演した松平志穂と打浪優がデモンストレーションした「卓球」をはじめ、「体操」、「トランポリン」など、コナミスポーツクラブで提供している子ども向けスクール「運動塾」の各種目の現役トップアスリートがゲスト出演し、地域住民たちと楽しいひと時を過ごした。

体操、トランポリンのトップアスリートが、卓球で真剣勝負


写真:左から松原知穂、打浪優、松平志穂、加藤凌平、星野力維/提供:コナミスポーツ株式会社

体操からはコナミスポーツ体操競技部所属で、リオ五輪体操男子団体金メダリストの加藤凌平と体操競技部の星野力維、トランポリンからは2018年の世界選手権日本代表の松原知穂が参加し、豪華な顔ぶれとなった。


写真:松平志穂との卓球スペシャルマッチに参戦する加藤凌平/提供:コナミスポーツ株式会社

「卓球はたまに友達と遊びでするくらい」という加藤は、松平と卓球スペシャルマッチに参戦。鋭い反応を見せてレシーブを決めるなど、運動能力の高さを示した。

「チーム卓球」の2人も体操とトランポリンに四苦八苦


写真:トランポリンに四苦八苦する打浪、松平/提供:コナミスポーツ株式会社

卓球のスペシャリストとして参加した松平と打浪の2人はトランポリンに参加。「すごく楽しみだった」という松平は、ビックサイズのトランポリンに四苦八苦。打浪も足を取られたが、「めちゃくちゃ楽しかったです!」と終始笑顔だった。

イベントに参加した松平は「今までの卓球のイベントでは子供たちと触れ合うような経験が全くなかったので、自分自身良い経験ができました。今後もこのような取り組みに積極的に参加出来たら良いなと思います。」

打浪は「卓球以外のスポーツで活躍する選手とも交流ができて、良い経験ができました。また、子ども達が明るく自分も元気をもらえるイベントになったので良かったです。」と地域住民やアスリート同士の交流も図れ、良い機会となったようだ。

地元守口市の子どもたちも保護者も大喜び


写真:松平とラリーをする参加者/提供:コナミスポーツ株式会社

イベントでは体操、卓球、トランポリン以外にも、かけっこ教室やゴルフなど様々なスポーツの体験コーナーを設置。参加した子どもたちは「いろいろできて、楽しかった」、「選手と写真が撮れて、嬉しかった」と笑顔で語った。

コナミスポーツクラブでは、2018年7月に卓球スクールを開講し、現在は全国18施設で卓球スクールを展開。TACTIVEと共同開発した独自の25段階の「段階的指導プログラム」で、スポーツクラブに通う人や初心者でも気軽に卓球を楽しめ、上達を可視化できるシステムを作っている。担当者は、「子ども向けの卓球スクールは5施設に拡大し、今後も対象施設数を拡大予定」という。

卓球やスポーツの普及拡大には、こうした地元住民との交流は大切な機会。トップアスリートたちの技とパワーを目の当たりにし、子どもたちだけではなく、大人たちも大いに刺激を受けたに違いない。

松平志穂の目標【日本ペイント取材記事第2弾】

打浪優インタビュー第1弾