「趣味をキャリアの起点に」卓球メディアRallys、転職支援で登録者100名突破 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

卓球ニュース 「趣味をキャリアの起点に」卓球メディアRallys、転職支援で登録者100名突破

2019.07.09

卓球専門メディア「ラリーズ」では、リリースから2年間で約3,500本の卓球関連コンテンツを発信してきた。そんな地道なメディア活動の傍ら、読者の声から生まれた意外なサービスがある。

その名は「Rallys Career(ラリーズキャリア)」。ビジネスパーソンの転職活動を支援するエージェントサービスだ。その登録者数は100名を突破し、成長を続けている。

なぜ卓球メディアが転職エージェントを?」と思われる方も多いかもしれない。

今回は、Rallysの発起人であり、Rallys Careerの陣頭指揮も執る株式会社ピンポン代表の川嶋弘文がサービス発足の経緯を語る。
<インタビュアー:山下大志(ラリーズ編集部)>

趣味を中心に人生を設計していく時代が来る


――なぜ卓球メディアであるラリーズがキャリア支援サービスを?
川嶋:
元々趣味・スポーツとキャリアってとても相性が良いと思うんです。

人生において大事なことを決断する時、信頼のおける先輩や仲間に相談したことはありませんか?

僕は中学から大学まで卓球部に入ってましたが、新卒で電力会社に入社した時も高校と大学の卓球部の先輩に相談しました。その後のベンチャーへの転職、そしてRallys立ち上げの決断をする時も、卓球部の先輩や卓球で知り合った信頼のおける方々に相談をしたという原体験があります。

――たしかに同じコミュニティの人には腹を割って相談しやすいかもしれません。
川嶋:特に卓球の場合はより結びつきが強いかもしれないですね。初対面でもお互い卓球やってたというだけで、親近感を感じちゃう(笑)

そしてこれは本当に意外だったのですが、Rallysを立ち上げてから、僕やRallysの経営陣に対して、どういうわけか定期的にキャリアや転職に関する相談が舞い込むようになりました。

元々知り合いだった卓球関係者や後輩だけでなく、面識の無いRallys読者の方からも。

「どうして僕らにご相談いただいたんですか?」と尋ねると「好きな卓球をテーマに事業展開をしていて人生とても楽しんでるように見える。どういうキャリアを経てきたのか参考にしたい」と。

他にも「同じ卓球をやっていた人なら安心」「Rallysで経営者インタビューとかテクノロジーに関する記事を読んで、成長企業とのネットワークがありそうだと思った」といった声もありました。

僕は前職で人事や採用の担当をしていた際に沢山のキャリアの悩みに立ち会ってきた。その経験も活かせるのではないかと思い、サービス立ち上げを決断しました。

――ラリーズキャリアの利用者について教えて下さい。やっぱり卓球業界への転職希望者が多いのでしょうか?
川嶋:
実はそうではないんです。

サービスをスタートした当初は「卓球を仕事にしたい」という方と「普通に転職して年収を上げたり、キャリアアップしたい。卓球は趣味として一生楽しみたいので、ワークライフバランスを求めて転職したい」という方が半々くらいでしたが、最近では後者が圧倒的に多い。

ご登録者の8割以上が営業や企画、エンジニア、事務など卓球とは無関係の一般のお仕事のご紹介を希望されます。

今の会社だと忙しすぎて趣味や家族との時間が持てない、だから転職したいという方が多いですね。

――確かに勤めている会社が激務で、社会人になってから卓球を楽しむ時間がなくなってしまったという声は多く聞きます。
川嶋:
これはRallysを立ち上げるきっかけでもあったのですが、僕は今後「趣味が人生の中心になる時代」がやってくると思っています。

多くのビジネスパーソンは仕事や通勤に多くの時間を使ってきたと思いますが、今、その時間の使い方が変化しつつあります。

職種にもよりますが、最近は「働き方改革」で労働時間が削られ、テレワークの導入で通勤のための移動が少しずつではありますが、少なくなってきています。

更に今後AIの進歩で単純労働が減っていく、ベーシックインカムが導入されるとも言われていて、これが実現すればいわゆる“食うために働く”時間はどんどん少なくなっていく。

そうすると生まれた時間で、自分の本当に好きなこと、すなわち趣味に費やす時間が増えるのではないかと思っています。

趣味の優先順位が人生の中で上がっていく。5年後、10年後には趣味を中心に人生を設計していく時代が来るんじゃないかと。

そんな時代には趣味を楽しめる人が相対的に豊かな人生を送れるようになるし、趣味に関するコミュニティやメディアの価値がより高まると思っています。

卓球経験者には大きな強みがある


――ここからはより具体的にサービスの内容について教えて下さい。
川嶋:
転職検討中の方に転職先企業をご紹介し、希望のキャリアを実現するお手伝いをするのが、ラリーズキャリアの主なサービス内容となります。

選考から内定、入社に至る過程で必要なサポートを含め、求職者の皆さんにはサービスを無料でご活用いただいています。

――他の転職エージェントとは何が違うのでしょうか?
川嶋:
ラリーズキャリアの特長は「キャリア上の武器」に焦点を当てていることです。

卓球でもそうですが、得意なことを磨き、その武器を軸に勝負出来るようになると自分で試合を組み立てられるようになります。

仕事やキャリアでも全く同じことが言えると思っています。

そのため、どんな職種であっても、自分の武器を伸ばせる環境の求人をおすすめしています。

もしビジネス経験が浅く、キャリア形成における武器がまだないと感じる場合でも、システムエンジニアや法人営業、経理など、未経験スタートでも自分の武器にできる職種をご紹介しています。

既にキャリア上の武器がある方には、別の武器を身につけるのか、それとも今あるスキルを更に伸ばすために環境を変えるのかを一緒に考えさせていただきます。

もちろん今の会社に残る選択肢が良い場合もあり、相談させていただくうちに、今の会社で引続き頑張ると決断される方もいらっしゃいます。その場合でも他の選択肢を検討すること自体はとても良いことだと思っています。

――企業からの反応は?
川嶋:
ユニークな切り口のサービスですねと真っ先に言われます(笑)

実際採用いただいた企業様からは、追加の紹介依頼をいただくことがほとんどですので、ご満足頂いているのではないかと。

特に「卓球をやっている人は、指示が無くても自分で計画して主体的に動ける人が多い」という感想を良く頂きます。

自分で練習メニューを考えたり、試合の時に1ポイントを取るために戦略的にパターンを組み合わせたりする習慣が、仕事でも活きているのではないかと思います。

――最後にメッセージをどうぞ
川嶋:
Rallysのメディア活動やネットワークを通じて約2000件の求人が集まるようになりました。まずは登録してご覧頂ければと思います。

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