【今週の日本の卓球】許昕と陳夢がともに2冠を達成 韓国OP全日程終了 | 卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」
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2019.07.08

【今週の日本の卓球】許昕と陳夢がともに2冠を達成 韓国OP全日程終了

写真:2冠の許昕(写真左)と陳夢(写真右)/撮影:ラリーズ編集部

7月2日から7日にかけて韓国オープンが開催され、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの計5種目が行われた。

今大会では韓国選手が地元の声援を味方につけ中国選手に肉薄する場面も見られた。男子シングルスでは、林鐘勲(7月世界ランキング23位・韓国)が、世界選手権3連覇の馬龍(同5位・中国)をフルゲームデュースまで追い詰めたほか、鄭栄植(同20位・韓国)が元世界ランキング1位の樊振東(同3位・中国)を破る金星を挙げた。

しかし、女子シングルスはベスト4を中国が独占。まだまだ中国との壁を感じる結果となった。また混合ダブルスでは、中国香港の黄鎮廷 (同18位)/杜凱琹(同12位)ペアが、世界選手権金メダルペアの許昕(同1位)/ 劉詩雯(同2位)を破り、中国による全種目制覇を阻止した。

男子試合結果


写真:日本でも愛される地元韓国のエース鄭栄植(韓国)/撮影:ラリーズ編集部

シングルスの優勝は許昕で、準優勝は馬龍となった。日本勢で唯一ベスト8に勝ち残った張本智和(同4位・木下グループ)は、準々決勝で中国の次世代エース・王楚欽 (同71位)に惜敗。一方で、水谷隼(同13位・木下グループ)はクリスチャン・カールソン(同29位・スウェーデン)に、丹羽孝希(同14位・スヴェンソン)は趙勝敏(同83位・韓国)にそれぞれ屈した。

また吉村真晴(同40位・名古屋ダイハツ)は6月のジャパンオープンで敗れた孫聞(同223位・中国)に対してリベンジを果たし、大会前半を大きく盛り上げた。

ダブルスの優勝は中国の樊振東/ 許昕、地元韓国のエースダブルスの鄭栄植/ 李尚洙(同14位)は声援を味方につけたが、中国ペアに及ばず準優勝となった。

日本の森薗政崇(同33位・BOBSON)/吉村真晴は優勝ペアと互角に戦ったものの敗れ、ベスト4。張本智和/丹羽孝希は準優勝ペアに敗れ、ベスト8となった。

女子試合結果


写真:安定した攻撃で躍進した石川佳純(全農)/撮影:ラリーズ編集部

シングルスの優勝は陳夢(同1位・中国)。そして準優勝は丁寧(同3位・中国)となった。

日本からは石川佳純(同6位・全農)と伊藤美誠(同7位・スターツ)がベスト8入りを果たした。石川はジャパンオープンで負けている孫穎莎 (同11位・中国)に対して、気迫のこもったプレーで3―1とリードする場面もあったが、わずかに及ばず逆転を許してしまった。

伊藤は5月の中国オープンぶりに王曼昱(同5位・中国)と対戦。自分らしいプレーを出しきれず、王の勢いに呑まれる悔しい敗戦となった。平野美宇(同9位・日本生命)は陳夢に敗れはしたものの、試合中にうまく戦術転換ができるようになったり、プレーに自信を持てるようになったと成長を感じているようだ。

一方ダブルスは陳夢/王曼昱が優勝、韓国の崔孝珠(同57位)/梁夏銀(同92位)が準優勝を果たした。日本の平野美宇/芝田沙季(同15位・ミキハウス)は優勝ペアに敗れた。

中国オープン3位の中森帆南(同319位・四天王寺高校)/大藤沙月(同73位・ミキハウスJSC)は準優勝ペアから1ゲーム奪うも及ばず敗退。得点パターンに課題を残した。しかし両ペアともにベスト8となり、今後の成長が期待される。

混合ダブルス試合結果


写真:混合ダブルス優勝の中国香港ペア。左から杜凱琹、黄鎮廷/撮影:ラリーズ編集部

黄鎮廷(同18位)/杜凱琹(同12位)ペアが優勝を果たし、中国の全種目制覇を阻止した。準優勝は世界選手権金メダルペアの許昕/ 劉詩雯ペアとなった。

日本の水谷隼/伊藤美誠ペアは、準優勝ペアに敗れはしたが、チャイニーズタイペイの強敵・林昀儒(同16位)/鄭怡静(同8位)を破った。同郷の2人は初めてダブルスを組んでのワールドツアーだったが、初戦から息のあったプレーを見せ、ベスト4入りを果たし、ポテンシャルを感じさせた。

一方、世界選手権3大会連続決勝進出の吉村真晴/石川佳純ペアは、ハンガリーのアダム・シューディー(同132位)/ペルゲル・サンドラ(同68位)のラリー力に屈した。

韓国オープン大会報道

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文:ラリーズ編集部

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