文:ラリーズ編集部
2日、宇田幸矢(明治大学)が琉球アスティーダへ入団することが発表された。宇田は今年の全日本選手権で初優勝を果たしている。
また同日、ITTFは新型コロナウイルスの影響を考慮し、大会や活動の停止期間を7月末まで延長すると発表した。Tリーグ2ndシーズンプレーオフファイナルも、新型コロナウイルス感染症対策の観点から中止することが決定された。
宇田、琉球アスティーダへ
写真:宇田幸矢/提供:ittfworld
宇田といえば今年の全日本選手権でシングルス初優勝を果たし、2月のハンガリーオープンでは準優勝に輝いた。ハンガリーオープン決勝は全日本選手権と同じく張本智和(木下グループ)との対戦となり、リベンジを許したものの、ダイナミックなプレーはファンを大いに沸かせた。
宇田はTリーグ2ndシーズン、木下マイスター東京に所属し、シングルス3勝1敗、ダブルス6勝3敗と大きく勝ち越しチームに貢献したが、サードシーズンからは琉球アスティーダのユニフォームをまとい戦うこととなる。「今シーズンは1試合でも試合に多く出場し、勝ち星を重ね、チームに貢献したいと思っています。」とコメントしている。
琉球アスティーダには宇田と同じく今年度から明治大学に進学した戸上隼輔も移籍が決まっており、早川周作社長は「実績を積み上げ着実に成長し続ける日本のエース、全日本チャンピオンを獲得できたことを、大変嬉しく思います。現在、交渉中の国内問わず海外選手もいますが、現状で私が考えるベストメンバーが揃いました」とコメントしている。
ITTF大会・Tリーグプレーオフファイナル中止
ITTFは7月末までの大会やイベントを中止し、8月から再開すると発表した。韓国・釜山で行われる予定の世界卓球については6月に決定されるということである。
同じく新型コロナウイルスの影響により、Tリーグ2ndシーズンのプレーオフファイナルも中止が決まった。松下浩二チェアマンは「新型コロナウイルスの流行が収束に至った暁には、よりエキサイティングなTリーグを皆様にお届けいたします。ともに乗り越え、また卓球を楽しめる日々を取り戻しましょう!」と、ウイルスの収束後のTリーグ再開へ向けてファンへコメントした。