文:ラリーズ編集部
写真:田添響(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
バックハンドは吉村兄弟から学んだ
写真:田添響(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
今月14日に予定されていたTリーグ最終戦(プレーオフファイナル)を含む国内外の卓球大会が延期となる中「卓球選手にとって試合の中止は残念ですが、前向きに、むしろ強くなるチャンスと捉えていますね。試合が無いと強化に集中出来る。フォアハンドの強化やトレーニングなど自分の出来ることをやっています。コンディションにはいつも以上に気をつけています」とコメント。
イベントでは「この1年間、重点的に強化している」というフォアハンドの練習メニューも公開し、イベント参加者から歓声が上がる一幕もあった。
田添得意のバックハンドに関しては、「吉村真晴さんのラケットを寝かせるフォームを真似していたのですが、自分には難しいと思って。弟の和弘さんの面を安定させたまま打つフォームを取り入れています」とプロ卓球アスリートの吉村兄弟のフォームを研究していることを告白した。
新型コロナに負けるな
写真:田添響(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
イベントを終えた田添は、学校の休止により部活動ができなくなっている全国の卓球部所属学生に対し「大好きな卓球が出来ずにもどかしい思いをしている人も多いと思います。でもボールを打つことだけが練習じゃない。動画を見て研究したり、今、自分に出来ることをやるしかない。そして気持ちを明るくもって、季節の変わり目なので体調には気をつけてほしい」とエールを送った。
写真:参加者との交流を楽しんだ田添響(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
イベントは新型コロナウィルス対策として、入場時のアルコール消毒に加え、イベントを中断しての換気を複数回するなど、厳戒体制の中で開催された。
イベント開催地:卓球ラウンジぴんぽん(東京・八王子市)