文:ラリーズ編集部
11日、ITTF(国際卓球連盟)が2024年に開催されるパリ五輪の出場資格を発表した。
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シングルスは世界ランクで選出
今回発表された出場資格では、各国の出場選手上限数はこれまで同様男女各3選手と規定されている。また、男女団体で出場権を獲得した国には自動的にシングルス出場枠が各国2枠割り当てられるが、その出場選手は団体出場選手の中からシングルス世界ランキングで上位2名が自動的に選出されることとなった。
写真:東京五輪女子団体で銀メダルを獲得した日本代表/提供:ITTF
現時点で、日本卓球協会はパリ五輪代表選考は国内の選考会を中心とすることを発表しているが、今回のITTFの発表により世界ランキングも重要な指標となった。
パリ五輪出場資格の詳細は以下の通り。
パリ五輪出場資格
※()内は選手、国、ペア数
団体(16)
①各大陸予選の通過国(6)
②2024年世界選手権団体戦ベスト8進出国(8)
③2024年3月時点での世界チームランキング1位国(1)
④ホスト国(1)
混合ダブルス(16)
①各大陸予選の通過ペア(6)
②2024年3月もしくは4月に開催される予選会でベスト4に進出したペア(4)
③2024年5月7日火曜日時点での混合ダブルス世界ランキング上位ペア(5)
④ホスト国ペア(1)
シングルス
①各国のオリンピック委員会の団体競技選考基準を通過した選手でシングルス世界ランキング上位2選手(32)
②各大陸の五輪予選を通過した選手、もしくは各大陸ごとのシングルス世界ランキング上位選手(22)
③2024年6月18日火曜日時点でのシングルス世界ランキング上位選手(上限15)
④各国のオリンピック委員会の推薦選手(1)
※③は各国の出場選手数上限(男女各3選手)の範囲で決定される
※④は各国のオリンピック委員会の推薦選手の中から男女各1選手を選出する
各大陸予選通過数
※()内は選手、国、ペア数
団体(6)
アフリカ:1
アジア:1
ヨーロッパ:1
ラテンアメリカ:1
北アメリカ:1
オセアニア:1
混合ダブルス(6)
アフリカ:1
アジア:1
ヨーロッパ:1
ラテンアメリカ:1
北アメリカ:1
オセアニア:1
シングルス(22)
アフリカ:4
アジア:6
ヨーロッパ:6
ラテンアメリカ・北アメリカ:5
オセアニア:1
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