文:ラリーズ編集部
12日、世界卓球ドイツ代表が発表され、東京五輪男子団体で銀メダルを獲得したティモ・ボル、パトリック・フランチスカ、ドミトリ・オフチャロフの3選手がメンバー外となったことが分かった。
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“新生ドイツ代表”が誕生
今回発表された世界卓球男子ドイツ代表は、邱党(キュウダン)、ベネディクト・デューダ、カイ・ストンパー、リチャード・ワルザー、ムン・ファンボーの5人で、五輪代表の3選手と比較して若手主体のチーム構成となっている。
写真:邱党(キュウダン・ドイツ)/提供:ETTU
しかし、ドイツ代表は昨年のヨーロッパ選手権を邱党ら若手主体のチームで制しており、五輪代表3選手が抜けても十分な実力を備えている。中でも邱党は、世界ランキングはドイツ選手最高位となる9位で、先日行われたヨーロッパ選手権ではシングルス優勝を果たしており、ドイツ代表の次期エースとの呼び声も高い。
これまで、ボル、オフチャロフ、フランチスカらベテラン勢が力を見せていたドイツ代表だが、今回の世界卓球をきっかけに「新生ドイツ代表」の時代が到来することとなるのか。
また、優勝候補筆頭の中国代表選手も発表され、樊振東(ファンジェンドン)、孫頴莎(スンイーシャ)ら常連組に加えて、林高遠(リンガオユエン)、陳幸同(チェンシントン)らも選出された。
世界卓球2022成都大会代表選手
男子ドイツ代表
邱党(キュウダン)
ベネディクト・デューダ
カイ・ストンパー
ムン・ファンボー
リチャード・ワルザー
女子ドイツ代表
ニーナ・ミッテルハム
シャン・シャオナ
ハン・イン
サビーネ・ウィンター
Annett Kaufmann
男子中国代表
樊振東(ファンジェンドン)
馬龍(マロン)
王楚欽(ワンチューチン)
梁靖崑(リャンジンクン)
林高遠(リンガオユエン)
女子中国代表
孫頴莎(スンイーシャ)
陳夢(チェンムン)
王曼昱(ワンマンユ)
王藝迪(ワンイーディ)
陳幸同(チェンシントン)
男子日本代表
張本智和(IMG)
丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)
戸上隼輔(明治大)
及川瑞基(木下グループ)
横谷晟(愛知工業大)
女子日本代表
伊藤美誠(スターツ)
早田ひな(日本生命)
長﨑美柚(木下グループ)
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)
佐藤瞳(ミキハウス)