文:ラリーズ編集部
3月30日、国際卓球連盟(ITTF)は、国際オリンピック委員会の指針に賛同し、ロシアとベラルーシの選手に条件付きで国際大会への参加を認可することを発表した。
ロシア、ベラルーシ選手が再び国際大会参加へ
国際卓球連盟は3月30日、国際オリンピック委員会の方針に賛同し、ロシアとベラルーシの選手に条件付きで国際大会への参加を認めることを発表した。
ロシアとベラルーシの選手は、戦争を支持していない、軍隊や治安当局に所属していないといった条件を満たした場合、国を代表しない「個人資格の中立選手」としての競技参加が認められることになる。
写真:ウラジーミル・シドレンコ(ロシア)/提供:WTT
またロシアとベラルーシの選手が、ITTFおよびWTTが主催する大会に出場する際は、ロシアまたはベラルーシの国のシンボル、色、旗、または国歌は表示されずに大会に出場することになる。
ロシアとベラルーシの選手に関しては、条件を満たせば、最短で5月の国際大会に参加が可能となる。しかし、世界卓球2023大会については、すでに予選が終わっているため、ロシアとベラルーシの選手は参加することができない。