文:ラリーズ編集部
7月3日、日本卓球協会は2024年パリオリンピック選考ポイントランキングを更新した。
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孫頴莎撃破でポイント獲得
今回の更新は、2日に開催されたWTTコンテンダーザグレブの結果を反映したもの。同大会の女子シングルス決勝で、日本代表の平野美宇(木下グループ)が世界ランキング1位の孫頴莎を下したことで、「2023年 国際大会(個人種目)中国トップ3選手に勝利」のポイントが15ポイント加算された。
写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT
なお、平野は現在ポイントランキングで2位につけており、1位は同大会ベスト4入りを果たした早田ひな(日本生命)。早田と平野の差は約180ポイントと、簡単に埋まるものではないが、残りの選考対象大会で獲得できるポイントは、これまでよりも多くなっている。
パリ五輪まで約1年となり、選考レースも佳境を迎える中、今回の平野のポイント獲得は選考レースの結果にどのような影響を与えるのだろうか。
2024年パリオリンピック選考ポイントランキング
1位:早田ひな(日本生命) 497.5
2位:平野美宇(木下グループ) 312
3位:伊藤美誠(スターツ) 275.5
4位:木原美悠(木下グループ) 228
5位:佐藤瞳(ミキハウス) 185
6位:長﨑美柚(木下グループ) 180
7位:張本美和(木下アカデミー) 170.5
8位:芝田沙季(ミキハウス) 143
9位:森さくら(日本生命) 128.5
10位:橋本帆乃香(ミキハウス) 106
※ランキングは2023年7月3日時点
今後のパリオリンピック選考ポイント獲得可能大会
・第5回パリオリンピック選考会(優勝時獲得ポイント:100)
・2023年アジア選手権大会シングルス(優勝時獲得ポイント:160)
・第6回パリオリンピック選考会(優勝時獲得ポイント:100)
・2024年全日本卓球選手権大会(優勝時獲得ポイント:120)
・Tリーグ 2023-2024シーズン(1勝2点、ビクトリーマッチ1勝1点)