文:ラリーズ編集部
15日、日本卓球リーグ実業団連盟は、社員総会、臨時理事会を開催し、2024・2025年度役員が承認・決定されたことを発表した。
新会長には現在、株式会社リコー代表取締役会長の山下良則(やましたよしのり)氏が就任することがわかった。
写真:【2020年9月撮影】山下良則氏(株式会社リコー会長)/撮影:伊藤圭
山下良則氏・略歴
広島大学工学部を卒業後、1980年にリコーに入社。フランス工場や中国工場の立ち上げをはじめ、英国生産会社の管理部長、米国生産会社の社長を務め、リコーのグローバル化を牽引。
その後、2017年4月より代表取締役社長・CEO に就任。「”はたらく”に歓びを」をリコーグループの使命と目指す姿に据え、OA メーカーからの脱皮とデジタルサービスの会社への変革を促進。2023年4月に現職である代表取締役会長に就任。
2021年6月より経済同友会副代表幹事、同年10月より日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)共同代表、2023年10月よりデジタル行財政改革アドバイザリーボード構成員に就任。
写真:【2020年9月撮影】山下良則氏(株式会社リコー会長)/撮影:伊藤圭
広島大学卓球部出身のカットマン
リコーのグローバル化やデジタルサービス企業への変革を牽引するなど、ビジネスの第一線で活躍を続ける経営者・山下氏だが、実は広島大学卓球部出身の“卓球人”で、現役時代の戦型はカットマンである。
2020年9月インタビューでも、卓球と仕事の共通点や、企業スポーツの意義など、自身のこれまでの豊かな体験を交えながら語ってくれた。
進歩はしつつも、いまだ課題の多い卓球界。山下氏の経営手腕に期待する卓球人たちは多い。
写真:【2020年9月撮影】山下良則氏(株式会社リコー会長)/撮影:伊藤圭