文:ラリーズ編集部
ロシアリーグの卓球クラブであるファケル・ガスプロム・オレンブルクに、“ブラジルの至宝”ウーゴ・カルデラノが加入することをヨーロッパ卓球連合(ETTU)がホームページで発表した。契約期間は2021年7月1日からとなる。
“銀河系軍団”にカルデラノが加入
現在世界ランキング6位に位置するカルデラノは、恵まれた体格と身体能力を活かしたプレーが特徴の24歳。
写真:ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)/提供:ittfworld
名実ともに世界のトップランカーの仲間入りを果たしたのは2018年、カタールオープンでティモ・ボル(ドイツ)、張本智和(木下グループ)、林高遠(リンガオユエン・中国)を連破し、カルデラノは準優勝に輝いた。その年のグランドファイナルでは樊振東(ファンジェンドン・中国)にも勝利し、堂々のべスト4に入った。
カルデラノが加入するオレンブルクは、ロシアの強豪チームだ。天然ガスの生産・供給において世界最大を誇るロシア企業ガスプロムがスポンサーにつき、豊富な資金で実力者を揃える。
ブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ)、ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)、マルコス・フレイタス(ポルトガル)、林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ)と各国のエース級が顔をそろえる“銀河系軍団”に、また新たなスター選手が加わることになる。