文:ラリーズ編集部
韓国卓球協会は21日、東京五輪代表男女3名ずつを発表した。男子は張禹珍(ジャンウジン)、鄭栄植(チョンヨンシク)、李尚洙(イサンス)、女子は田志希(チョンジヒ)、申裕斌(シンユビン)、崔孝珠(チェヒョジュ)となった。
女子は16歳の申裕斌が代表入り
男子の代表メンバーは、韓国の世界ランク上位3人と順当な選出となった。世界ランク11位の張禹珍は、昨年11月のITTFファイナルで張本智和(木下グループ)を下すなど、豪快なドライブを武器に活躍する実力者だ。
写真:張禹珍(韓国)/提供:ittfworld
また、李尚洙と鄭栄植は、シングルスの実力はもちろん、ダブルスも世界卓球でメダルを獲得している。東京五輪では日本のライバルになることは間違いない。
一方、女子は、16歳の申裕斌が代表選考会を勝ち抜き、嬉しい代表入り。長身を活かした両ハンドドライブを武器に、2019年チームワールドカップでは田志希と組んだダブルスで、日本の平野美宇(日本生命)/石川佳純(全農)ペアを下している。
写真:田志希(写真奥)と申裕斌(写真手前)/撮影:ラリーズ編集部
その田志希と、同じくチームワールドカップ代表であった崔孝珠の左腕2人が代表に内定。また、これにより前回代表の徐孝元(ソヒョウォン)、梁夏銀(ヤンハウン)は代表から外れることとなった。
韓国男子東京五輪代表
張禹珍(ジャンウジン)
李尚洙(イサンス)
鄭栄植(チョンヨンシク)
韓国女子東京五輪代表
田志希(チョンジヒ)
申裕斌(シンユビン)
崔孝珠(チェヒョジュ)