文:ラリーズ編集部
JA全農は21日、福岡県・北九州市の卓球クラブ「石田卓球N+」に通う選手たちとその保護者の方々を対象とした栄養学教室「PING PONG(ピンポン)ごはんプロジェクト」を初開催したことを発表した。
石田卓球N+で栄養学教室開催
「石田卓球N+」は、石田眞行氏と千栄子氏が運営する卓球クラブで、これまで何人もの卓球日本代表選手を輩出してきた。現在は全国各地から集まった5歳から12歳までの19名の選手が所属し、日々卓球の腕を磨いている。
「石田卓球N+」では、日頃から選手たちが練習の合間に食べる補食としておむすびを持参したり、土日の練習では昼食に地元産の野菜をたっぷり使った汁物を提供するなど、「食」を大切にする指導が行われている。
写真:石田卓球N+の様子/提供:JA全農
全農はその指導方針に共感し、未来を担う子どもたちの夢を「ニッポンの食」を通じて応援することを目的に、「PING PONG(ピンポン)ごはんプロジェクト」を開始した。プロジェクト名には、将来、子どもたちが自分自身で考えて、必要な正しい食事を選択できるようになって欲しいという想いが込められているという。
今回開催した第1回目の栄養学教室では、全農の管理栄養士・越野彩氏が、15名の選手と12名の保護者の方々を対象に、成長期の子どもに必要な栄養や運動時の食事の摂取方法、国産農畜産物を使用したメニューやレシピ紹介などの講義を行った。
写真:栄養学教室「PING PONG(ピンポン)ごはんプロジェクト」の様子/提供:JA全農
参加した子どもから「歯を強くするにはどのようなものを食べればいいですか?」や、保護者から「果汁ジュースの一日に飲んでいい目安はどれくらいですか?」といった食に関する関心の高さが伺える質問が出る場面も見られたという。
写真:提供した全農商品/提供:JA全農
松井清美コーチのコメント
食事の栄養バランスについては、普段から子どもたちに指導してきていますが、このように親子が一緒に学べる場は貴重で、お家で食事について話をするきっかけになると思います。この取り組みを継続していくことで、子どもたちにも食事の大切さを意識づけできると思います。
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