文:ラリーズ編集部
日本卓球協会は5日、2021年度第1回理事会後、男女東京五輪日本代表のリザーブ選手を発表した。男子は宇田幸矢(明治大学)、女子は早田ひな(日本生命)が選出された。
リザーブ選手は宇田、早田
リザーブ選手とは、内定している男女3名ずつの選手の誰かが、棄権をした場合、団体戦のみ交代することが認められている代替出場選手のことだ。リオ五輪の際は、男子は大島祐哉(木下グループ)、女子は平野美宇(日本生命)が選出されていた。
今回の選出に関して、日本卓球協会の強化本部長の宮﨑義仁氏は、「吉村真晴、戸上隼輔らの名もあがったが、昨年の全日本チャンピオンという実績、左という戦型、リザーブ選手ですが大会当日までは練習相手ということで若さも含めて選出した」と宇田の選出理由を語った。
また、早田については「団体戦でダブルスが得意な早田に決定した。伊藤とのダブルスが金メダルを獲れるレベルであること、平野とダブルスを組んだ場合でもワールドツアーで優勝できるレベルである」と評価を明かした。
早田ひなインタビュー
写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
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宇田幸矢インタビュー
写真:宇田幸矢/撮影:伊藤圭