文:ラリーズ編集部
12月1日、世界ランキング22位、世界卓球2021大会でベスト8のカナック・ジャー(アメリカ)が、アンチ・ドーピング規則違反で国際大会への出場停止の処分を受けることになった。
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世界22位が出場停止へ
カナック・ジャー(アメリカ)は、現在世界ランキング22位で、世界卓球2021大会ではシングルスベスト8、王曼昱(ワンマンユ・中国)と国際ペアを組んだ混合ダブルスではベスト16に進出した、アメリカ代表の卓球選手だ。
写真:カナック・ジャー(アメリカ)/提供:WTT
今回のジャーのケースは、ドーピングそのもので規則違反をしたのではなく、居場所情報を提出する競技会外検査を怠ったことが罰則の対象となった。
カナック・ジャーは、国際大会の出場が一時できなくなることとなった。
カナック・ジャーコメント(本人Instagramより)
私は、米国アンチドーピング機構(USADA)から、1年間に3回のUSADA 検査を逃した結果として、競技大会への参加を一時的に停止するという通知を受け取りました。
ハイレベルで競技するプロのアスリートとして、私はUSADAのアンチドーピングルールを遵守し、ランダムテストを受け入れる必要があります。
私は、逃したテストに異議を唱えるために調停審問を要求する予定です。この訴訟の判決は、2023年の第1四半期に行われる可能性が高いでしょう。
私は、仲裁委員会が、ひとつ、または複数のテストの免除を正当化する裁定を下すことを期待しています。