文:ラリーズ編集部
2月25日、近畿大学記念会館において「KINDAI BIG BLUE 卓球 フェスティバル」が開催された。
今回のイベントでは講習会の他、大学生との試合や練習会も行われ、約200名の小中学生が参加した。講習会は近畿大学OBの濱川明史さん、OGで現在は近畿大学卓球部女子コーチを務める藤井優子さんによって行われた。
近畿大学卓球部、リブランディング目指す
写真:「KINDAI BIG BLUE 卓球 フェスティバル」の様子/提供:近畿大学卓球部
近畿大学卓球部は、現・日本卓球協会専務理事を務める宮﨑義仁氏や日本生命レッドエルフ総監督の村上恭和氏ら数々の著名な卒業生を輩出した関西の名門校だ。関西学生リーグの優勝常連校だった近畿大学だが、近年は関西1部で下位に沈むなど苦しんでいる。
今回のイベントは、そんな近畿大学卓球部のリブランディングの一つとして企画された。「社会への貢献と将来の人財の育成」という目標の下、大学、選手、OB・OGが一体となって、「他の大学がやっていない、KINDAIだから出来る“ことづくり”」を考えて行われた。
写真:「KINDAI BIG BLUE 卓球 フェスティバル」の様子/提供:近畿大学卓球部
参加した小中学生からは「濱川さんのYouTubeを見ているので、あ、本物だ!と思いました(笑)」(中学2年生・男子)、「藤井先生は、優しく教えてくれてとてもわかりやすかったです」(小学6年生・女子)、「山下選手のフォアドライブがすごかったです。僕もあのドライブが打てるようになりたいと思いました」(小学5年生・男子)と好評の声が届いた。
写真:「KINDAI BIG BLUE 卓球 フェスティバル」の様子/提供:近畿大学卓球部
また、クラブ指導者も「今回のターゲットは小中学生ですが、その子達が高校生になった際、今日のイベントを思い出せば近大を目指す人が増えると感じました。現役選手が試合&アドバイスをしてくれるのでファンが増えると思います!クラブの生徒は既にファンになりました。2回目も開催されたら絶対いきます」とコメント。
卓球界そして社会に貢献できる大学の体育会として“新しい近畿大学卓球部”となるべく、今後もイベントを開催予定とのことだ。