伊藤美誠「世界卓球でも3冠、本気です」 カギはサーブにあり | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:伊藤美誠(スターツSC) /撮影:ラリーズ編集部

卓球ニュース 伊藤美誠「世界卓球でも3冠、本気です」 カギはサーブにあり

2019.03.05

文:ラリーズ編集部

伊藤美誠、全日本3冠の祝勝会に出席

5日、卓球女子の伊藤美誠が所属先のスターツコーポレーション主催の「全日本卓球選手権 大会報告と感謝の会」(於:東京會舘)に出席し、全日本選手権での2年連続3冠を報告。集まった報道陣の取材に応じ、全日本での勝因と4月に控える世界選手権(ハンガリー・ブダペスト、個人戦)への意気込みを語った。

写真:伊藤美誠の全日本2年連続3冠記念アイス/撮影:ラリーズ編集部

「世界卓球でも3冠目指す」

全日本選手権については「1勝するごとに(2年連続3冠まで)あと少しだね、と現地で応援いただいた。昨年はゾーンに入れたから優勝できたが、今年は実力で優勝できた」と振り返る。

世界選手権での目標については「3冠です。取れるチャンスはある。本気です」と強い眼差しでコメント。9日に代表ペアが発表されるダブルス種目については「発表が楽しみ。ダブルスはシングルスよりも沢山動くので自分の調子も上がりやすい。もちろん体力の問題はありますが、ダブルスがあるからシングルスも勝てると思っています」と複数種目出場による相乗効果があることを語った。

写真:伊藤美誠(スターツSC) /撮影:ラリーズ編集部

また「今までシングルスでのメダルが無いので絶対に獲りたい。(東京五輪選考基準となる)世界ランキングにも繋がるので大切。」とシングルスへの決意をコメント。「ラリーも大事ですが以前に比べサーブレシーブを大事にしています。単純なサーブ練習は子供の頃は嫌いでしたが、今は重要性に気づいてかなり力を入れています」とサーブが試合のカギを握ることを明かした。

東京五輪の代表選考については「ワールドツアーのどの試合でも日本選手の誰よりも上にいることが大事。どの大会でも優勝すれば上がいないことになるので、勝ちたい。苦しい時ほど楽しみたい」と強い決意を語った。

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