文:ラリーズ編集部
東京五輪まで1年をきった今、日本でシンガポール女子代表が東京五輪の事前合宿を行っている。場所はシンガポールのホストタウンに登録されている高知市で、合宿は7月25日から8月9日までの約2週間に渡って行われる予定だ。
合宿に参加しているのはロンドン五輪銅メダリストで、Tリーグ・日本ペイントマレッツにも所属する馮天薇(フォンティエンウェイ・7月世界ランキング13位)を筆頭に、ユ・モンユ(同38位)、リン・イエ(同52位)など世界で活躍する選手たち14人。本日29日、初めてシンガポール代表の練習が一般公開された。
練習は基礎練習から始まり、フットワーク練習へと移行するオーソドックスな内容だったが、一球への集中力が非常に高く、ミスが少ない。そして公開練習が行われる中、ひと際存在感を放っていたのは、やはり馮天薇だった。馮天薇のフットワーク練習は体のキレもボールの威力も他の選手とは桁違いで、さすがの貫録を感じさせた。
終始、良い緊張感が流れていたシンガポール代表の事前合宿。ダブルスの練習試合などもあり、東京五輪への準備も進んでいる。
シンガポール女子代表は、今日本で着々と実力を磨いている。1年後の東京五輪で、日本代表と対戦する時が楽しみだ。