【今週の日本の卓球】松島輝空、張本美和が圧倒的強さでV 全日本ホカバ全日程終了 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:木下グループの松島輝空(左)と張本美和(右)/提供:ittfworld

卓球ニュース 【今週の日本の卓球】松島輝空、張本美和が圧倒的強さでV 全日本ホカバ全日程終了

2019.07.29

文:ラリーズ編集部

7月26日から28日にかけて、全日本選手権大会ホープス・カブ・バンビの部が開催された。

次代の日本を背負う小学生による日本一決定戦で、男女通して多くの逸材が栄冠を勝ち取った。中でも松島輝空(木下グループ)は大会6連覇を成し遂げた。

また、張本美和(木下グループ)は2015年バンビ、2018年カブ、2019年ホープスと優勝を勝ち取り、3階級全てのタイトルを獲得した。男女計6種目のうち、3種目で新たなチャンピオンが生まれ、日本にはまだまだ才能の原石がいることを感じさせる大会となった。

男子試合結果


写真:ジュニアサーキットスウェーデンOPでの松島輝空(木下グループ)/提供:ittfworld

ホープスの部(小学6年生以下)優勝は、松島輝空(木下グループ)となった。実に張本智和以来の6年連続優勝の快挙を成し遂げた。7月上旬に行われた東アジアホープス大会でも優勝しており、今大会でも8試合を通じて1ゲームしか落としていない。また、6月のジャパンオープンにも出場しており、同年代では圧倒的な強さを見せている。今後の成長が非常に楽しみな選手である。

カブの部(小学4年生以下)の優勝は岩井田駿斗(誠卓球CL.)、バンビの部(小学2年生以下)では大野颯真(ABBEY)が初優勝となった。大会を通して、小学生ながら非常にパワフルなプレーや、豪快なバックハンドが目立った。岩井田は、今大会の優勝でカブ・バンビのタイトルを手にし、来年のホープスの優勝に期待がかかる。

女子試合結果


写真:ジュニアサーキット中国OPでの張本美和(木下グループ)/提供:ittfworld

張本美和(木下グループ)がホープスの部(小学6年生以下)優勝を飾り、ホープス・カブ・バンビの3階級を制覇した。決勝の組み合わせは、東アジアホープス大会の再戦となったが、今回も小学生離れしたプレーを見せた張本がストレートで青木咲智(石田卓球クラブ)を下した。昨シーズンのTリーグでは10歳にしてダブルスに出場した張本。多くの経験を積んできた張本は、これからもさらなる成長を予感させる。

一方、カブの部(小学4年生以下)では佐藤希未(マイダス)が、バンビの部(小学2年生以下)では石田心美(石田卓球クラブ)が初優勝となり、新たなチャンピオンの誕生となった。連覇する選手が現れないほど実力が拮抗した女子の大会で、張本美和に続き、全階級を制覇する選手は現れるのだろうか。これからの成長も見逃せない。

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