文:ラリーズ編集部
28日、公益財団法人日本卓球協会は2020年3月20日(金)から開催が予定されていた「第17回全国ホープス選抜卓球大会」、3月25日(水)から開催が予定されていた「第47回全国高等学校選抜卓球大会」、3月28日(土)から開催が予定されていた「第21回全国中学選抜卓球大会」について、開催中止を発表した。
2月25日に厚生労働省より発表された「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」、さらに2月27日に発表された安倍首相による全国すべての小中高校や特別支援学校の休校の要請などを踏まえ、上記の大会中止が決定された。
中止となった大会
全国ホープス選抜卓球大会とは
小学生以下の選手が出場資格を持ち、各都道府県ごとに男女でそれぞれチームを組んで行う、都道府県対抗の団体戦である。
全国高等学校選抜卓球大会とは
高校1、2年生が出場資格を持ち、団体戦、個人戦が行われる。団体戦は、全国を9ブロックに分けて予選を行い、それを勝ち抜いた47校と、開催地の1校を加えた48校で争われる。
個人戦(シングルス2部)には、過去に全国クラスの大会に参加したことがある者は出場できず、各都道府県の団体戦の予選で3位以下となった学校の生徒のうち、出場資格を有する男女各1名と、開催地枠の男女各1名を加えた48名で争われる。
全国中学選抜卓球大会とは
中学1、2年生が出場資格を持ち、各都道府県から男女各1校(開催県は2校)が出場する中学校対抗の団体戦である。
大会の延期は他のスポーツでも
卓球以外のスポーツにもコロナウイルスの影響が広がっている。
プロ野球ではオープン戦での無観客試合を決定した。またサッカー、ボクシング、ラグビー、バスケットボールの試合についても延期が発表されている。新型肺炎は、卓球界のみならずスポーツ界全体にも多大な影響を及ぼしている。